迫力満点!ソウル世界花火祭り2018に初参加

今日は漢江で行われた、ソウル世界花火祭りに行ってきました!

ソウル世界花火祭りとは?

まず、「世界花火祭りってどういうこと?」なんですが、どうやら毎年韓国の花火師だけではなく、他の国の花火師チームも参加して各国の花火を披露するようです。日本も参加することがあるようですが、今年の参加国はスペイン、カナダとのこと。

どれくらいの規模感なのかな〜?と思って、日本の隅田川花火大会と比較してみました。

①打ち上げ花火数
約10万発 → 隅田川 2万発の約5倍

②観客数
約100万人 →隅田川 75万人の約1.3倍

隅田川より、花火数も観客数も多いんです!!

しかも、花火に合わせてライブイベントなども開かれるようで、ホームページを観て高まる期待!!

公式ホームページ(英語)

台風で懸念された開催

私も初めての参加で、とても楽しみにしていたのですが、ちょうどこのタイミングで台風が接近するということで、数日前から開催が危ぶまれていました。

今日の朝、起きたら予想通り雨が降っていて、台風っぽい風の強さもあったので、「これはさすがに無理だな〜」と思っていたのですが。11時の時点で、「予定通り開催する」との告知が。

テレビのニュースは、まだこぞって「台風なので不要な外出は控えてください」と放送している中だったので、「えー!!やるの!?」という感じでした。「花火がメインで打ち上がる19時には晴れている予想のため」とのこと。

が、確かに14時ぐらいから雨が止み、日が照ってきた!ということで、出かけることにしました。

2時間前でも大混雑

「花火見に行くなら、最低でも2時間前にはいかないとダメよ」と知り合いのオンニに言われていたので、19時開始の2時間前に駅に到着。

すでに、ヨイナル駅はこんな感じで、混雑。

フェスティバルの旗、可愛い〜!

駅は混雑していたものの、漢江沿いの公園はとてーも広いので、公園に降りて行くとまだ余裕がありました。 

63ビル側に近い方を目指して場所探し。

ただし、より漢江に近い方は、2時間前でも、もう結構埋まりつつありました。

この時期の漢江沿いでお馴染みなのが、このキャンプ用テント!笑

花火大会ではなくても、この時期はこのキャンプ用テントを持ち込んで、夜を過ごすカップルや友達づれが多く見られます。(見ていると、特に申請なども必要なさそう)

今日は特に、会場でもこのテントを売っていたほど。笑
日本の花火大会では、テントまで貼ったらブーイングが出そうですが、韓国では当たり前のようです。

昼の部の花火

どこに場所を確保するのがいいのかな〜と、歩きながら探していたら、突然こんな可愛らしい花火?が上がりました。

ホームページによると、昼にも3回このような花火ショーがあるとのこと。これを見て、花火が上がる位置を確認し、ちょうど前の丘のあたりを確保!

始まるまで約1時間半ほど、特に目の前を遮る団体もなく、なんなら三脚も立てれそうな余裕があり、「これはいい場所を確保できた!」と思って待っていました。

始まった民族大移動と誤算

場所はバッチリ!と思って待っていたのですが、なんと誤算が2つ。

まず、最初の1時間、花火が打ち上がった場所が、昼の花火よりもさらに63ビルの奥側の別の場所だったこと。しかも、私の場所からその方面を見ると、目の前の木が邪魔で全然写真が撮れない・・がーん。。

↓かろうじて撮った、木ごしのブレブレ写真。。

そして、もう1つの大誤算は、始まった瞬間、同じように「見えないじゃん!」と思って他の場所から移動してくる人の波が押し寄せてきたこと。みんな、スマホを片手になんとか見える場所に移動しようと、民族大移動が始まったのです 笑

先に場所取りした人が、広げているシートの上を、みんな結構土足で踏んで 笑 どんどん移動していきます。もう、座っている場合じゃないって感じで、途中から、シートをたたむ人も多数。

これ、場所取りの意味あったのかな〜?と思いながら、私も移動したくなったのですが、でも、必ず目の前からも上がるはずだ!と信じて、1時間は木の陰で我慢。

ついに来た!目の前で大爆発!

1時間後ようやく、目の前の場所から花火が上がりました!やった!待っていた甲斐がありました。結局、三脚も立てられないので、初の一眼での撮影はうまくいかず、普通にスマホで撮ることに。

迫力がすごい!これでもか、というぐらい上がります。

他の人のスマホの手をかき分けて撮るのが大変! 特に、アジュンマ(おばちゃん)が、ものすご勢いで割り込んでくる!(やっぱり!)

飛び交う世界の言語

結局、写真はいまいち上手く撮れず、動画が一番綺麗に撮れたので、動画で紹介したいと思います。ちょっと注目していただきたいのが音声。

世界花火大会、ということでそういえば、国ごとの花火の違いは分からなかった(アナウンス聞こえなかった)のですが 笑 とにかく、外国からのお客さんがとても多かった!立っているだけで、同時に4ヶ国語ぐらいの言語がまわりで飛びかっていました。

英語でも韓国語でもないから、もはや全然聞き取れないけど、とにかくいろんな言葉が飛び交っているカオス状態!(台風の影響もあり、日本人はかなり少なかったんじゃないかと思います。)

動画をご覧になる祭、耳を澄ましてみると面白いです。(韓国語、ほとんど聞こえません 笑)
そして最後にはブラボー!の歓声が!

感想と次回へ向けて

というわけで、何とか大迫力の花火を見ることができました!色々苦労はあったものの、日本の花火大会の大変さと比べたら全然楽な気がしました。漢江沿いの公園がとても縦にも横にも広いので、隅田川みたいに歩きながらビルの隙間から見る、みたいなことにはなりません。

場所取りの教訓としては、こんな感じ。

・花火は63ビルディングよりさらに奥と、ヨイナル駅側に近い公園の真ん前の2か所から上がる(来年は要確認)
・とにかく63ビル寄りの、漢江にできるだけ近い川沿いで、遮るものが何もないところを確保することが重要
・川沿いの場所を確保するには、2時間までもちょっと微妙

今回は、直前まで天気が悪かったので、公式動画にあるような昼間のお祭りには参加できませんでしたが、次回は昼から参加してみたいな~。

あと、ふと考えてみると、韓国人は花火大会で、日本の浴衣みたいな特別な服装はしないんですよね。最近観光地では、外国人が韓服を着ていますが、韓国人は、やっぱり公式なときにしか着ません。そう考えると、日本人の花火の時の浴衣姿は、外国人にとってはとても不思議なんだろうなあ、と思いました。

代わりに、韓国人の若者は、ディズニーランドでつけるような、カチューシャ式の飾り物をしている人が多かったですね~。ハートが頭の上に飛んでいるやつとか。

ということで、花火と外国人とアジュンマの迫力に圧倒された、初の韓国花火大会でした!

ソウル世界花火祭り

  • 毎年10月初旬開催:2018年は10月6日(土)
  • 公式ホームページ(英語)
  • Konest紹介ページ