ソウルでの有数のインスタ映えスポットといえば、梨花洞壁画村(이화동 벽화마을/イファドンビョッカマウル)!こちらの天使の羽の壁画、観たことありませんか?
ドラマのロケ地としても、よく使われる場所ですが、あまりにも観光客(特に中国人の方)が増えてしまったために、ここ数年で無くなってしまった壁画もいくつかあります。また、駅からの行き方もいくつか説があったり、壁画も「結局どう周るのがいいの?」と、私自身、困ったので、今回は、2018年10月に実際に見て周って調べた情報と、壁画を全部楽しむための具体的な周り方を紹介します!
この記事を見ながら周れば、大丈夫なように順を追って紹介します。ちょっと長くなりますので、目次をつけておきます!
観覧コース全体像
壁画村の全体はこんな感じになっていて、赤線のところに壁画があります。今回は、これをくまなく・無駄なく周るために黄色の線の順番で周る行き方を紹介したいと思います。
なお、観光地化されてはいるものの、あまりに多い観光客に、一部住民からは反対の声も出ていて、その影響で一部壁画が消されたりしています。見てまわる際は、あまり大きな声ではしゃぎすぎないように要注意です!
コース①駅〜カフェのふもとまで
まず、駅から中腹のカフェの麓までの道です。全体地図で言うとこちら。最後に駅に近いところで終了するために、最初はあえて駅から遠いところからまわるコースです。
4号線の恵化駅の2番出口を地上に出ると、道路を右手にして真っ直ぐ進みます。左手にこんなオブジェがある公園がありますが、入らずにまっすぐ進みます。
こんなオブジェたちも通り過ぎて、とにかく直進です。
まだまだ直進。
こちらのうんこのオブジェ 笑があるところを通り過ぎるまで、ずーっと真っ直ぐ進みます。
左側に中学校の門が見えたら、左に曲がります。
道なりに進んでいきます。
正面に、コンビニのGUとMILANOというコーヒーやさんが見えたら、MILANOの左の坂を上がります。
正面にこの看板が見えたら、その左の石段がスタート口です。
さて、ここからは早速撮影スポットが待っています!カメラを用意!
↓最初はこちらの壁画。(昔に比べて、ちょっと色褪せちゃってるなあ。。)
結構、急な勾配の階段なので、気をつけて登ってください〜!
登って行くと、カフェの麓にたどり着きます!正面にこんな、アイスクリーム屋さんがあります。
コース②天使の羽〜長い階段の上エリア
次のコースは、全体図のこちら。
ここでカフェが沢山あるのですが、休憩は後にして、人が少ないうちに、まず一番人気の天使の羽に行くのがおすすめです。
カフェのある通りを、長い階段を登らずに、まず右に下って行くと、天使の羽があります!
普通に立つのもよし、両手を上げて上に飛んで行くポーズもよし。今日イチのポーズをしましょう!笑
天使の羽の手前にも、立体的な壁画や、カラフルな壁のお店もありますよ〜。
写真が撮れたら一旦、そのまま道沿いに下に、下って行きます。
↓ここは韓国ドラマ「ボーイフレンド」でソン・ヘギョとパ・クボゴムがデートしたあたり
ぐるっと周る下り坂になっていて、その周りにも壁画があります。
ですが、このミシンの人まで見たら、折り返して、カフェの麓まで戻ります。(これ以上、降りても何もないので)
カフェの麓に戻ってきたら、上に登る長い階段が2箇所あるのですが、左側の長い階段から登ります。
実はこちら、以前はこんな感じで、鯉のステキな絵があり、天使の羽に次ぐ撮影スポットでした。
が、今は残念ながら、消されてしまってありません…。
ちなみに、そのお隣の長い階段も、以前はこんな感じで、ドラマにも使われた場所でした。(梨花壁画村といえば、というくらい有名な階段でした)
が、こちらも残念ながら、今はありません。
噂によると、あまりの観光客の多さに、うんざりした住民の人たちが消したとか。そう、こちら普通の住宅地なんですよね。住んでいる方々がいらっしゃるので、特にこの階段から上は、静かに周らなければいけません。
さて。元々、鯉があった方の階段(かすかに、青い色が残っています)に向かって行くと、階段の下にはこんな鯉の絵があり、
登って行くと、こんなヨーロッパ風の色彩の建物なんかもあります。
登りきったあたりに、売店があり(おばちゃんが座っている可能性大)公園にぶつかります。公園に入らずに、そのまま左の上り坂を上がります。(トイレもこの近くにあります)
個人的には、ここが一番お気に入りのエリアで、まず、こんな立体の風船があります。
ぶら下がった感じで撮ると、面白いです!
風船を超えたあたりで、上から階段の下を撮るのも、絵になる感じです。
このあたりも、韓国ドラマ「ボーイフレンド」で登場した場所。
そして、登りきったところで、左側にあるのが、こちらの小さな天使の羽!!
今度は、横向きで撮りましょう〜!すぐ隣にパンダの絵があって、気をつけないと映り込みますので要注意!
コース③城壁沿い〜カフェの麓まで
さて、これで一番上まで登りきったので、今度は緩やかに降りて行きます。
全体図で言うと、こちら。
横向きの羽から、右手に周り、城壁沿いの坂を降りて行きます。
よーく見ると、右手の建物やオブジェがいい雰囲気です。
ちょっとした看板の形もカワイイ!
右手に小さな公園が見えてくるあたりに、こちらの撮影スポットがあります!階段を降りて、ベンチに座って写真を撮りましょう〜!
写真を撮り終えたら、もう一度公園の上に戻り、ちょっと下って最初の横道を右に曲がって行きます。
右手に、電車の駅の絵がありつつ、よく見ると、こんな小さな階段が!!
あー!これは、無くなったあの鯉の絵!!
よく見ると、2017年に出来た、と書いてあるので、大きな鯉が無くなった代わりに、ここに作ったんでしょうね〜。(大きな鯉の階段を知っていると、なんとなく寂しさも感じます。)
売店の方に進んで行く途中に、こんな写真スポットも。
このオブジェ、影と一緒に撮るといい感じ。
さて、ここまで撮影したら、ちょっと戻ってこちらの、なぜかハワイアン風の標識のところから降ります。
コース④カフェで休憩〜駱山公園下
カフェの麓に戻ったら、ここで一度、休憩するのも良いです。
アイスクリームのお店も美味しそう。
私が行ったこちらのお店(アイスクリームやの斜め向かい)
コーヒー・紅茶・フルーツエイド系と種類が豊富で、どれもだいたい5000ウォン。
内装がオシャレで、
テラス席もあり、トイレも綺麗だったのでおススメです!
さて、ゆっくり休んだら、今度は、天使の羽と反対方向に、緩やかに少し登って行きます。
途中右側に、雑貨屋&洋服屋さんがあり、こちらも写真スポット。
その隣には、こちらのピンクの家。
時計がふしぎの国のアリス風?!
道沿いに登って行きますが、正面に見えてくる公園の方には入らずに左に曲がり、下り道を降りて行きます。
途中、左手にはこんなベンチがあります。(カップル多い!)
左に曲がって下っていくと、今度は左側の柵沿いに、いくつかオブジェがあります。ここも昔、屋根屋のプリンスというドラマで出てきた場所です。個人的には、このオブジェが好き!
さらに、こんなオブジェが柵沿いにいくつかあります。
道なりに、下に下って行きます。
途中、右手にあるこちらも立体的でカワイイ。(車が止まっていることも多いけど)
そして、そのまま道なりに下っていき、左手にピザ屋さんがあるところまで降ります。
コース⑤おまけ:横長壁画とステキなカフェ
さて。案内の地図上はこれで全てなんですが、実はもう1つ素敵なスポットがあります。
ビザやさんまで降りたら、左に曲がり、少し進むと左手に茶色の建物があります。
その茶色の建物のまえの道にも壁画スポットが!
昔に比べると、少し色あせてしまっているのですが、それでも写真を撮ると結構映えます!
奥まで、3つぐらい絵があります。
ちなみに、この壁画の前にある、こちらのカフェ↓
イケメンのやさしいお兄さんがいて、雰囲気も良かったです。トイレも綺麗でした!
日曜日はお休みのようですが、周り終わって一息つくにはオススメです。
主な見どころまとめ
紹介した主な撮影スポットを、まとめてみました!
その①
その②
その③
駅までの帰り方
先ほどのピザやさんのところまで戻り、そのままこの看板の店も通り過ぎて直進します。
ロッテマーケットのところを左に曲がり、
コンビニの奥にある公園を突き抜けると、地下鉄の2番出口まで行けます。
おすすめの時間帯と所要時間
なお、行く時間帯ですが、午前中の早めの時間をおススメします。
写真を撮るスポットなので、人が多いと「撮影待ち」ができてしまうので、出来るだけ人が少ない時間帯が良いです。
あと、午後になってくると、残念ながら、せっかくの壁画の前に車が駐車されていることも多いのです。また、坂を登るので、季節にもよりますが、比較的涼しい時間帯という意味でも、午前中がおすすめ。
所要時間としては、ゆっくり歩いて写真を撮りながら周ると2時間ちょっとぐらい。早足なら、1時間ぐらいで周れます。
かなり歩くので、スニーカーとペットボトルの水は必須です!
まとめ
ということで、梨花洞壁画村を漏れなく楽しむための周り方を紹介しました!
ちなみに最近は、途中のお店で、セーラ服と学ランのコスプレを貸し出しているようで、なぜか昭和時代の学生みたいな恰好をした韓国人と中国人に出会います。。
うーん。意味わかって着ているのかな?と、日本人からすると不思議な感じですが、、(笑)というわけで、以前より韓国人のカップルも多くなった気がします。
だんだん壁画が色あせてきているのと住民の方の反対もあるようなので、今後が心配ですが、個人的に大好きな場所なので、定期的にウォッチして最新情報を更新したいと思います!
明洞や東大門からは特に、地下鉄4号線一本行きやすい場所です。駅からの詳細は、なかなかガイドブックにも載っていないところなので、ぜひ参考にしてくださいね!