こんにちは、Misaです。韓国旅行で歴史的な場所に行きたいな〜という時に、景福宮と並んで候補に上がる昌徳宮(チャンドックン)。でも、意外と行ったことない方、多いんじゃないでしょうか。なんとなく、有名な景福宮だけ行って、「昌徳宮も同じ感じでしょ」と思っている方多いんじゃないかと思います。(私も、そうでした)
でもですね、景福宮とは全く違うんです…!!私は、一度行ってハマってしまい、今では韓国旅行で友人に最もオススメしたい場所の1つになりました。
ということで、今日は昌徳宮の魅力についてご紹介したいと思います!
どんなところ?
昌徳宮は、景福宮と同じく朝鮮王朝時代の「宮殿」があるとともに、特徴としては「宮殿のお庭」が一緒に見られる場所です。お庭は山の中にあるので「自然と建築物の美しい調和」が見どころ。また、古宮で唯一の世界遺産です!
なので、特に紅葉が綺麗な秋の時期などは、景福宮よりも昌徳宮のほうがおススメです!
ただし、昌徳宮のポイントとしては、「宮殿のお庭」部分(後苑)が、1日数回のツアー(所要時間:90分)でしか周れないということ。この後苑を周るかどうか、で楽しみ方が変わってくるので、まずは「後苑」がどんな感じか?を紹介したいと思います。
後苑ツアー
後苑は、昌徳宮全体の中で言うと、この後ろの山に近い赤い部分。
この広大なエリアを、90分かけてガイドさんと一緒に周ります。日本語ツアーは1日1回(13:30)。(他の言語の回に参加することもできます。)
結構な運動ですが、マイナスイオンたっぷりで、秋の時期はとても気持ちが良いです!
主な見所としては、まず、こちらの芙蓉池(プヨンジ)。
チャングムの誓いのロケ地でもあるそうです。私が行った時は、中央の池の水が干からびていて、ちょっと残念な感じでしたが、、池の周りの建物が素敵でした。
↓こういう池の周りの建物で、王様達が池を見ながら休憩を取ったのだとか。
↓こちらは、本が保管してあった図書館的な場所だったところ。この時期は青空と一緒に撮ると綺麗!
↓こちらは、一枚の岩を削って作った不老門。ここをくぐると歳をとらないという言い伝えがあるそうです。
そして、どんどん山の中に入って行くと、いろんな種類のお庭・池がたくさん楽しめます。ガイドでは、それぞれの建物や庭園の造られた意図や、歴史的背景を丁寧に説明してくれます。
個人的ベストショットはこちら!一枚の絵のよう!
紅葉の時期は、さらに空と紅葉と建物が本当に絵になるでしょうね〜。
↓こちらはお庭に作られた、岩の造形物。水が流れる道が作られています。ここに水を流して王様と家臣が遊んだとのこと。
後苑の出口付近。韓服を着たガイドさんの後ろ姿がいい感じで写ってます。
ということで、ツアーなので自由時間が限られるのですが、紅葉の時期は特に、ぜひ美しい自然の中のお庭を楽しむのがオススメです。(ツアーの詳細は、のちほど記載します。)
一般観覧エリア
ツアーなしで自由に観覧できる一般観覧エリア(「宮殿」部分)も、結構見所があります。景福宮より、外国人も少なくて、静かに落ち着いて見られるので、ここだけ見て周るのもオススメ。
地図の黄色の部分です。
景福宮より人が少なくて、写真が撮りやすいです。
よーく見ると、細かな装飾も絵になりますね。
こちらも後苑ほどではないですが、建物と自然の調和が美しい。
大きな宮殿の他にも、寝室として使ったような場所など、色々な種類の建物があるので、じっくり見ると1時間半ぐらいかかると思います。
グッズ売場が楽しい!
途中、カフェとグッズ売場が一緒になった建物が1つあります。
特にグッズ売場は、そんなに大きくないのですが、可愛いグッズがたくさんありました。
まず、こちらのハンカチ!9000ウォン。とっても上品な感じです。1つ1つケースに入っていて、お土産やプレゼントにも最適。
そして、手鏡も種類が豊富。こちらは18000ウォンで、高級な感じ。長く使えそうなので旅行の記念によいかも。
もう少しお手軽な値段の手鏡もあります。こちらは10000ウォン!ケースの柄まで可愛いですね。
↓そして、意外なアイテムとしては、こちら!何かと思ったら、なんとメガネレンズ拭き。3000ウォン。
スマホ画面や、カメラのレンズ拭きにも使えます。
日本でレンズ拭きだけ売ってるの、見たことないです。しかも、こんなに柄が豊富!これは結構おすすめです。
もちろん、文房具類も豊富です。こちらはクリアファイル 1500ウォン。
メモ帳やノートも柄が可愛くて、私も韓国語勉強用のノートと、外出した時のメモ用に小さいノートを買いました。なんて可愛いデザインなのかしら!
こんな感じで、グッズ売場はおススメです!ぜひ立ち寄ってみてください。
チケット購入方法
昌徳宮に入るには、一般観覧エリア3000ウォンのチケットが必要です。こちらは、当日チケット売り場で購入すればOKです。(韓服を着ていると、無料になるのでチケットを買わずに入り口に行けばよいです。)
また、今回ご紹介した、後苑については、別途ガイドツアーのチケットが必要です。当日、現地でも買えますが、紅葉や春の時期などは、売り切れも続出するので、私は必ず事前購入してから行きます。
★昌徳宮公式サイト(英語)
→サイト上部のメニュー"Tour reservation"から"Secret Garden Course"を選択して進みます。1日1回の13:30の日本語ツアーのチケットを購入します。(5000ウォン)
★手順
・上記サイトで予約&カード決済する(無料会員登録必要)
・バウチャーを写真撮っておく
・当日、チケット売り場でバウチャーを見せ、後苑のチケット発行と、一般観覧エリアのチケット購入(3000ウォン)を行う。※予約できるは、後苑のチケットのみのため、そもそも昌徳宮に入るためのチケット(一般観覧エリアチケット)が別途必要です。
★注意点
・上記手続きと、入り口から後苑までの距離を考えたら、ツアーの30分前には
現地到着がオススメです!
↓ただし、写真を綺麗に撮りたいのであれば、遅くとも14時スタートぐらいまでの回がオススメです。(特に秋冬は暗くなり始めるため)
オススメの観光プラン
これらを踏まえて、おすすめの観光プランはこんな感じです!
一般観覧エリア(11:00の日本語ガイド)⇒後苑ツアー参加(13:30の日本語ガイド) ⇒ グッズ
※朝ごはん多めに食べておく
後苑ツアー参加(13:30の日本語ガイド)⇒一般観覧エリア(ガイドなし) ⇒ グッズ
一般観覧エリア(ガイドなし)⇒グッズ
私は、友人を連れて行く場合はいつも2)のプランで周ります。後援ツアーは結構体力消耗するので、周り終わった後は、カフェで休憩して、夜は焼き肉で栄養補給!というパターンが多いです(笑)
★安国駅近くでおススメのカフェ
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お隣の昌慶宮(チャンギョングン)
なお、今回は紹介していませんが、後苑の入り口の右には、「昌慶宮(チャンギョングン / 창경궁)」という離宮の入り口もあります。こちらは別途チケットが必要ですが、自由観覧が可能です。
1日使って、朝鮮時代の宮殿を味わい尽くす!という方は、ついでに行ってみてください。(私は、午後だけプランの順番で、最後に昌慶宮めぐりまでしましたが、ちょっと時間足りなかったので、どちらも観るなら、朝から行ったほうが良いと思います。)
↓ 昌慶宮はとても広いです!
駅からの行き方
3号線 安国駅3番出口を地上に出たら、出た方向に道路を右手にしてまっすぐ進みます。
途中、こんな「空間」と書かれたミュージアムも通り過ぎて、まっすぐ行くと、
工事中の壁を通り過ぎたあたりに、チャンドックンの入り口が見えます。
まとめ
ということで、ソウルの中心部でありながら、季節ごとに自然の移り変わりを感じられる素敵な場所、昌徳宮。
私は一度行ってからハマってしまい、季節ごとに、年に3回以上は訪れる大好きな場所です。
なお、旅行の現地ツアーなどで「昌徳宮」が含まれているケースは、メインの後苑部分が含まれていないことがほとんどなので、しっかりご確認くださいね。
昌徳宮は、後苑を見なければもったいないので、是非記事を参考にして、チケット購入していってみてください。(予約難しくないですよ~)
特に紅葉の時期は、絶景です…!
こんにちは、Misaです。以前、昌徳宮の楽しみ方をこちらで紹介しました。↓[blogcard url="https://onemore-korea.site/sightseeing/changdeokgung_181024/"]初めて[…]
・NEVER地図
・観覧は9:00~可能で、終了は17:30~18:30の間で、時期によって異なります。
※観覧時間などの詳細は、Konestでご確認ください。
こんにちは、ソウル在住ブロガーMisaです。私は年間通じて、日本から韓国旅行に来る友人をガイドする機会が多いのですが、よく友人からもらうリクエストの一つが、「チマチョゴリ(韓服)を着たい!」というもの。複数のレンタルやさんを利用する[…]