韓国ソウル在住ブロガーMisaNetflixで日韓同時配信中のドラマ「ナビレラ」について4話終了時点での韓国での評判・視聴率・関連情報を紹介します。「ナビレラ」はこんな作品!韓国で2021年3月22日から放送[…]
ハラボジの公園:ハラボジの前でチュロクが舞うあの名シーンの場所(8話)
チュロクのバイト先(1話他)
①チュロクとハラボジが再会する踏切(最終話)
まずは、最終話の最後に、チュロクとハラボジが再会するこの名シーン。
このシーンの頃には、涙が止まらなかった方も居たのではないでしょうか…!
こちらは、地下鉄1号線・京義中央線の龍山(ヨンサン)駅から徒歩10分ほどのところにある、龍山ベクビン踏切(용산 백빈건널목)という場所です。
ドラマ・ロケ地巡りマニアの方には、見ただけで気が付かれた方も居たようですが、そうです、こちらは「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」でも登場した踏切。それ以外にもドラマで踏切のシーンで多く使われ、最近では今放送中の「mine」でも一瞬登場しました。
現地に行ってみて、私は「この踏切がどうしてドラマの撮影によく使われるのか?」の理由がわかりました。
この踏切の横には、踏切と鉄道を管理する鉄道会社KORAILのおじさんの待機所があって、踏切が閉じるたびに中から、おじさんが登場するんですよね。
もちろん、撮影のために鉄道が通るタイミングをコントロールは出来ないかもしれませんが、おじさんが居ることで、撮影陣としても「次、何分後に列車が来るか?」などが確認しやすく(これ超大事)、許可を出すKORAIL側としても、安全に撮影を行ってもらいやすい場所なのではないでしょうか。
こういうカットも絵になる〜(踏切が空いている時に撮影)
なお、ドラマなどで登場した場所が、この踏切かどうかを確認するのに目印となるのが、「ナビレラ」でもチュロクの後ろに写っていたこの精米所の看板の横の「떡(餅)」という文字。
赤と白でなかなか目立つので(笑)これが見えたら、この踏切です!
さて、現地に行ったからには、撮影位置まで細かく確認しましょう!(これをやらないと意味がない!!笑)
まず、チュロクが立っていたのは、おじさんの待機場所の横。白い文字の左側の上のあたり
こちらが、ハラボジ側からみた映像ですが、そうですよね!(そして後ろに、さっき解説した「떡」の看板 笑)
そして、ハラボジの立ち位置は…こちらも、道路に字が書いてあるところを目印に探します。
プロの撮影カメラとは、レンズが違うので同じようには撮れませんが、位置は確認できると思います。
個人的には、ハラボジが立っていた側に「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」でジアンが立っていた場所を見つけて大興奮(笑)
「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」のロケ地として楽しむには、「暗い時間にもう一度来てみたいな〜」と思いました。
なお、この踏切をさらに真っ直ぐ進むと、もう一つ踏切があるのですが、
実はここも「ナビレラ」10話の感動的なラストシーンで登場しています…!
行方不明になったハラボジの居場所を、チュロクがスマホの位置追跡アプリで特定し、長男が迎えに行ったシーン。
長男の車に乗っていたハラボジが、歩いているチュロクを見つけて車を降り、「頭は忘れていくけど、体は忘れないように一日も欠かさず練習した」といって、体に染み込んだバレエの動作を見せる感動的な場面です。
このシーンは、ハラボジと長男の車が、実は先ほどの最初の踏切のあたりから入ってきて、
チュロクが向かいから歩いてくるのは、2つ目の踏切のところ。
そして、ハラボジが降りたのは踏切の手前のこのあたり。
なお、このハラボジの左奥に見えるこのククスやさんは、実は「ヴィンチェンツォ」19話でチェ弁護士とハン地検長が飲んでいたお店のロケ地でもあります!
お店の看板は、CGで変えられています…!
ということで、色んなドラマのロケ地が詰まったドラマ好きにはたまらない場所!
是非、それぞれの撮影ポイントを、ドラマを思い出しながら確認してみてください。
なお、ここは結構人通りも多く、もちろん実際に列車も通り抜けるので、安全と他の方の邪魔にならないように気をつけて楽しんでくださいね〜!
駅からの行き方
こちらの踏切は、地下鉄1号線・京義中央線の龍山(ヨンサン)駅から徒歩10分の場所にあります。
1号線・京義中央線の1番出口を出ます。(少し歩きますが、4号線 新龍山駅の3番出口からも行けます。)
こちらは、1号線でエスカレーターで1階に降りたあたり。右手に見えるドラゴンヒルスパを目指して歩きます。
横断歩道を渡って、ドラゴンヒルスパの入り口を通り過ぎて右へ。
突き当りを左に曲がり、真っ直ぐ歩いていくと、数分で踏切にたどり着きます。
地下鉄1号線・京義中央線 龍山(ヨンサン)駅 1番出口/4号線 新龍山駅 3番出口から徒歩10分
住所:서울특별시 용산구 한강로3가 40-1007
②ハラボジの前でチュロクが舞った公園(8話)
さて、続いては私が「ナビレラ」のロケ地で、最も行ってみたかった場所!8話の感動的なラストシーンのこの場所…!
また、このシーン以外でも、ハラボジが運動したり、ウノと話したり…、ハラボジのホームタウン的な公園(笑)
この公園については、本当に一切情報がありませんでしたが、執念で探し出しました…!
こちら!!!(ちょうど、チュロクが舞っていたあたり)
地面の色、文字をご確認ください…!
こちらは、汝矣島エリアの9号線セッカン駅にある、アンカラ公園/姉妹公園(앙카라공원/자매공원)という、KBSの目の前のめちゃくちゃマイナーな公園(笑)
ソウルとトルコの都市アンカラの姉妹都市提携を記念した公園だそうです。
私が探していた当時、韓国語・日本語・英語・時には中国語で、ネット上の記事やSNSで検索しまくったのですが、この公園だという情報は一切でて来ず…
どうやって特定したかというと…、ネットで情報を探しまくってたところ、このシーンの撮影の際の写真で1枚だけ、ソン・ガンの後ろにKBSと書かれた建物が写ってたんですよね…!
そして、あとはこちらの、ソン・ガンの事務所から提供されているこのシーンのメイキング映像。
これを隅々まで分析し、このシーンのロケ地の周辺で象徴的な建物や、この地面の色・文字を手がかりに、KBSの周辺の公園を航空写真で見まくって探し当てました(笑)
実際には行ってみるまで、合ってるかどうかわかりませんでしたが、行ってみてすぐに「ほんとにここだ〜!」と感激。
メイキング映像に、ソン・ガンが舞っていたところの前にこの洋館が写り込んでおり、こちらが探す時に、決定的な決め手になりました。
あのシーンの二人の立ち位置を確認してみると、こんな感じ。ちなみに、奥の時計も、ドラマで写り込んでいてこれが位置を確かめるのに役立ちました。
また、現地に行ってみると、8話のシーンだけでなく、様々なシーンで使われている場所だということがわかりました。
11話で、ハラボジとボボムが会話するシーン。
こちらは、先ほどの「チュロクの舞い」のベンチの少し手前。
しかし、現地に行ってみて、どうしても1箇所わからなかったのがこちら。
このウノとハラボジが話していたベンチ。
こちらは、7話の最後、ハラボジが自分の病気を知り、公園で昔のことを思い出して一人涙するこのシーン。(チェ・ボクホさんのOSTが泣かせる…!)
駅からの行き方
アンカラ公園/姉妹公園(앙카라공원/자매공원)は、9号線セッカン駅の3番出口のすぐ目の前です。
3番出口から出たら、すぐ右手に見える公園(左手にKBS)です。
なお、9号線は、急行と普通があり、セッカン駅は普通しか停まらないのでご注意を…!
地下鉄9号線 セッカン駅 3番出口からすぐ
住所:서울 영등포구 여의대방로 372-1
③チュロクのバイト先(1話ほか)
最後は、ドラマの前半に多く登場したチュロクのバイト先。ウノもインターンしていたあのレストラン。
こちらは、ソウル中心地から電車で約1時間、1号線のヨンゴク(역곡)駅にあるB.MANSIONというお店です。
実際にもドラマと同じようなレストランとして営業しているお店。
お店の前。ハラボジが車を止めたり、ここでのシーンもいくつかありましたね。
お店は階段を上がって2階から。
登るとすぐに、ドラマで登場したあのレジカウンターが見えます!(お店のロゴの横のモニターにはナビレラの映像が!)
レジカウンターの横のモニターにも、ドラマの映像が流れていました〜!
カフェとしてだけではなく、パスタなどしっかり食事ができる点もドラマと同じなのですが、
ドラマと違う点は、チュロクたちのようなサービングの店員さんはいないということ…!
レジで注文して、呼ばれたら自分で料理を受け取ってから、好きな席に座ります。
2階には、いくつかカウンター席もあり、一人でも食事しやすいのも嬉しいところ。
私はタッチパネルで注文したのですが、こちらは電話番号を登録して、出来上がったらメールが来る仕組みなので、旅行で来られた皆さんは、タッチパネルではなく、カウンターで注文するのがわかりやすいと思います。
私は、韓国に来てから大好きになったこのパンパスタ(パンの中にパスタが入っているもの)を注文。
メニュー名は、꽃망울 베이컨 크림 파스다(つぼみベーコンクリームパスタ)14000ウォン
韓国のパンパスタ、まだ食べたことがない方、ぜひ注文してみてください!
また、料理とは別にワッフルやデザートなどは、レジ横のセルフ台で自分でピックアップして注文することも出来ます。
ワッフルは、一時期とても流行ったクロッフル(クロワッサン生地のワッフル)で、これがめちゃくちゃ大きい…!(手のひらより大)
私は、抹茶クロッフルをテイクアウトにしました〜!
他のクロワッサンのデザートもすごく大きいんです。
持ち帰りやすい箱に入ったタルトも…!
また、自家製のコーヒー豆もパッケージが可愛かったので、お土産として買うのも良さそうです。
さて!注文したところで、私はチュロクと友達がよく上り下りしていた階段を登って、3階へ。
3階に上がって右に曲がった窓側の席(写真手前)には、
こんな表示があり、慣れないウノをチュロクが助けた1話のシーンの撮影場所であることが書かれています。
「今のこの席!」「まさにこの席!」と書いてあります(笑)←こういうの嬉しい!
私は、この席が見渡せる3階の中央ぐらいの席で、お店全体を見渡しながら食事をしました〜!
さて、このお店に来たからには、もう一つ確かめなければいけない場所があります。
それはこの、屋上?らしき場所。
従業員たちのMTGなどのシーンでよく登場しました。
こちらは、3階からさらに階段を上がって4階のルーフトップ。
テラス席として、利用もできます!
なお、このルーフトップの入口と言えば…こんなシーンも思い出します。
実際の扉は開いていましたが、ソン・ガンが触ったのね〜と思いながらチェックしました(笑)(触ったのは内側の手すりのほう)
また、ウノが採用試験に不合格になり、オフィスに居るマネージャーに訴えるこちらのシーン(ハラボジも登場)
これはは、階段上がって左手のこちらの実際のオフィスで撮影されたことも確認できました。(もちろん中は覗けませんが…)
なお、ソウルの中心地ではないものの、週末はそれなりに人も多いお店。
お店の営業時間は、10:00〜21:30なので、撮影は主にその前後で行われたんじゃないかな〜と推察します。
ということで、現地に行ってみると、かなり元々のお店をそのまま活かした撮影が行われたことがわかりました。その分、ドラマで登場した場所がたくさんあり、ドラマファンにとっては嬉しい場所です〜!
駅からの行き方
こちらは、路線図の左側、1号線のヨンゴク(역곡/駅谷)駅から徒歩15分ほどの場所にあります。
1号線は、方面がいくつかあるので、乗るときは注意。ソウル駅からだとインチョン行きの電車に乗ります。
駅を出て、1番出口から地上に降りると、このように広場になっているところを通り抜けて、
横断歩道を渡って、しばらく直進。
このような横断歩道とCUのコンビニが右手に見える大きな交差点が見えたら、まもなくです。
角を曲がったら、お店の入り口があります。
なお、こういったお店のロケ地をめぐる際は、できるだけ朝イチで行くのがオススメ!
特に、週末でも韓国は午前中は人が動かないので、オープン直後に行くと、お客さんが少なくて、座りたい席に座ることが出来ますよ〜!
ちなみに、このお店は韓国でも唯一「ナビレラ」のロケ地として、ネット上でも訪問レビューがたくさん上がっていたので、一番最初に訪問。
その時、ある方が「このお店の近くの公園も、ナビレラの撮影地」というような感じでブログを上げてたんですね。
それで、ハラボジの公園がそこだと思って、行ってみたのですが…、実際には全然違ったというハプニングがありました(笑)
ものすごい広い公園を2時間ぐらい掛けて歩き回ったんですが、どう考えても地面の色や背景が違いすぎる…。
その日は歩き疲れてクタクタでしたが、おかげで「本物のハラボジの公園を絶対見つけてやる〜!」というモチベーションになりました(笑)
まとめ
ということで、韓国旅行の際にも立ち寄りやすい「ナビレラ」のロケ地3か所をご紹介しました!
もし一日で回るとしたら、まず朝イチに③のレストランに行って早めのブランチ。
その後、そのまま1号線で龍山駅の①の踏切に行き、1号線で鷺梁津駅まで戻って9号線に乗り換えて、セッカン駅の②ハラボジの公園まで行くコースが良いと思います。
旅行解禁になりましたら、是非行ってみてください〜!
★『愛の不時着』を倍楽しむ100以上のネタを詰め込んだnoteを公開中
ソウル在住ブロガーMisa今年「愛の不時着」に関して調査・考察したことをすべてまとめたnoteマガジン「不時着のすべて」を公開しました。「不時着のすべて」とは?今年『愛の不時着』を観た皆さんから、ブログにたく[…]
★オススメ記事
韓国ソウル在住ブロガーMisaNetflixで日韓同時配信中のドラマ「ナビレラ」について4話終了時点での韓国での評判・視聴率・関連情報を紹介します。「ナビレラ」はこんな作品!韓国で2021年3月22日から放送[…]
ソウル在住ブロガーMisa韓国ドラマ視聴歴16年、現在韓国在住の私が「韓国ドラマの強さの理由」について、現地でしか得られない情報を元に、シリーズ形式で解説します。今回は、その第一回目「面白い作品が生まれ続ける仕組み」です[…]
韓国ソウル在住ブロガーMisa百想(ペクサン)芸術大賞のTV部門ドラマ関連の賞の受賞結果を2015年から6年分まとめてご紹介します!「名作選び」の参考にしてください。百想芸術大賞とは?百想(ペクサン)芸術大賞[…]
*画像はtvNからお借りしました