「賢い医師生活2」では、細かい部分まで意味をもたせた演出、セリフや、日本語字幕では伝わりきれない小ネタなどが満載!
シーズン1に引き続き、韓国視聴者の間で話題になったことなどを参考にしながら、作品をさらに深く楽しむための私なりの解説・考察を行っていきます。
※完全ネタバレありなので、視聴済みの方が対象の記事です※
「賢い医師生活2」4話に関する記事はこちら
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「賢い医師生活2」5話のテーマ
「賢い医師生活2」5話では、「言葉にすることの大切さ」が描かれていたのではと感じました。また、全体を通じて、意図的にシーズン1でのシーンと重ねたと思われる演出が随所に見受けられたのも印象的でした。
例えば、シーズン1で、ジョンウォンのギョウルの距離感を表してたエレベータ前でのシーン。二人の間にははっきりとした線がありました。
しかし、今回は、エレベーターの扉が開き、ジョンウォンがギョウルを嬉しそうに迎えて、二人はピッタリとくっついて仲良く話す様子が描かれます。
他にも、イクジュンとジョンウォンが休憩所で話すシーンや、カーテンの中で話すシーン、カラオケ、ジュンワンとイクスンの再会場所などもシーズン1と重ねた演出が多く見られました。
また、患者に関するシーンでは、実は患者に接している時間が一番長い看護師たちや、移植を実現するためのコーディネーター、救急車の運転手まで、医師以外にも多くの人々の努力で、手術や治療が成り立っていることも表現されていました。
あっという間に過ぎた1年
そして、何と言っても印象的だったのが、「1年なんてすぐよ」という予告編に組み込まれていたセリフがの意味がここでわかったこと!
実は、1話が始まった時点で、シーズン1の12話から時間が経っていないことは予想外でした。
というのも、制作発表会の際に、シンPDが「実際にシーズン1から1年が過ぎたが、ドラマの中でも同じく時が流れた」という風に説明していたんですよね。
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それなのに、「シーズン2でも、なんで2020年の設定なんだろう??」ともやもやしていたのが、ようやく謎が解けました!(笑)
これで、2話でイクジュンのカード明細の画面の日付が、わざわざ放送後に差し替えられた理由も判明。
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最初の放送のままだと、5話までの話が2021年の設定になってしまうので、1年過ぎると辻褄が合わなくなり、意外と影響が大きい部分だったということですね。
シーズン2が、シーズン1の一年後で始まるよりも、全12話の中盤で1年過ぎるほうが、中だるみしがちな中盤でさらに視聴者を惹きつけることができるので効果的。さすが、イ・ウジョン作家とシンPDです。
6話から1年後というのは、シーズン1の12話+シーズン2の5話までが一区切りということで、16話で完結する通常のドラマと合わせたとも考えられます。
これからシーズン3というか、むしろ6話からが本格的にシーズン2なのかもしれませんね。
また、制作発表会の前に公開されていた予告編では、今回の5話のカットやセリフが多く使われていて、
制作発表の時点では少なくとももう5話まで出来上がっていたということが、推測できます。(そうするともう、そろそろ全部撮影終わっちゃったのかな…?!)
ソッキョンの離婚の真相
さて、5話では冒頭でついに、ソッキョンの離婚の真相が明らかになります。
夫婦間の問題かと思っていましたが、なんと問題はソッキョンのお母さんにあったんですね。
ジョンウォン母とソッキョン母の会話の内容について、何点か補足すると、
結婚させた理由については…
→直訳)建物3軒、江南でも10本の指に入る”現金持ち”だって言うから結婚させたの
ここでソッキョンの母は、「結婚詐欺だ」と言っていますが、内容を聞いてみると、「お金や財産が全然ないのに騙した」というより、価値が変動しやすい建物を財産として保有していて、ローンが残っていたという状況のようなので、「結婚詐欺だ」というのはやはりオーバーであることが分かります。
”持参金”と訳されている部分については、韓国語では、
と言っていて、結婚の約2ヶ月前に、新郎が家を用意する代わりに、新婦側が用意するものです。ホンスの内容や金額については、実際にも揉めることも多いんだとか。
二人の会話から整理すると、ソッキョンの母と嫁・シネの間には、こんなことがあったようです。
お金のことで一日に何十回も電話
ホンスとして2カラットのダイヤだけをやっと持参したと言っていじめた
→そのダイヤがある日ソッキョン母の部屋から無くなって、嫁を疑い、泥棒扱いした
のちに、このダイヤが無くなった話は、ソッキョン母の妄想ではなく、本当にシネが持ち出したものであることが分かります。
こちらも「泥棒」というよりは、元々シネが持ってきたダイヤだったので、結婚生活に終止符を打つことに決めたシネが、せめてものソッキョン母への抵抗として、そして全てを元の状態に戻そうという気持ちで持ち出したのではないかと思います。(でも、それをいつまでもネックレスにしてつけてるというのは、どういう心情なんだろう…?と思いましたが。。)
過ぎ去っていくソッキョンとシネの縁
そして、病院内で再びばったり会うソッキョンとシネ。
このときのソッキョンの表情が何とも言えません。シネの顔を見ただけで、自分の傷と向き合うような切なくて痛々しい気持ちになるのでしょう。(この表情、シンPDも気に入ったのか、予告編でも使われていましたね!)
このシーンの最後では、シネとソッキョンが完全に反対方向に歩いていく様子。そして、ソッキョンの隣にはミナが…という俯瞰のカットで終わりました。
これはソッキョンとシネの人生がもう交わることがないこと、そしてソッキョンにはミナが寄り添っていくという未来を表現していたと感じました。
ミナは嫁になれるのか!?
しかしながら、嫁の実家の経済状態まで細かくチェックするソッキョン母を相手に、ミナ先生は立ち向かえるのでしょうか?
5話では、さり気なく、ミナ先生の実家についての情報も登場します。
まず、あのおんぶ人形をくれる病院内の銀行(信用協同組合)からミナ先生が出てくるシーン。学資ローンの返済が終わり、積立を開始したと喜ぶミナ先生。
そして、ギョウルがジョンウォンが用意したカニを食べているシーンでは、「ミナの実家が束草で民宿をしている」という情報も出てきます。
というわけで、決してミナ先生の実家は、ソッキョン母がOKするような特別なお金持ちではないことがわかります。
一方で、5話では、ミナ先生が、それでもあのソッキョンママにも立ち向かえるかもしれないと思わせる理由があります。
それは、5話のテーマでもあった「想いを言葉にする率直さ」。
何でも抱え込んでしまって、ソッキョン母はもちろん、夫であるソッキョンともほとんど話さなくなってしまったというシネ。
しかし、ミナ先生は、一度振られた相手にも、「5回だけ告白してもよいですか?」という率直さとメンタルの強さがあります(笑)
ソッキョン母のイビリにもきっと、「お義母さん、そんなに電話してこられたら困るので、一日5回までってのはどうですか?」と言ってしまえそうなミナ先生(笑)
5話では、ソッキョンとミナの関係性が具体的に動いたわけではありませでしたが、
ソッキョンが結婚に改めて興味を持つ
ミナ先生の「5回告白」宣言
により、二人を取り巻く状況がだいぶ整理され、準備は整った感じ。
…と思ったところに、「一年なんてすぐ過ぎる」が実現してしまったので、6話では二人の関係がどう変わっているか?が楽しみでなりません。
果たして、ミナ先生は、5回のうち、何回告白チャンスを使ったのか…?確認するのが楽しみです。
ソンファの重大発表
そして、予告で意味深だったソンファの重大発表は…なんと、ズワイガニパーティーの開催!
充電器ギャク
ここでは、またイクジュンの充電器を使った新ギャクが登場。これ「ソンファの耳に固定するの大変だったのでは?」と思ったら、やはりメイキングでも耳に固定されなくて何度も挿した様子が収められています(笑)
秋の童話
続いて、韓国ドラマ歴が長い方にはたまらなかった名作「秋の童話」のパロディー。
2000年に韓国で放送された、ソン・ヘギョ、ソン・スンホン、ウォンビンが出演した作品の名場面の一つです。(もう20年前とは!!!笑)
往年の韓国ドラマファンの皆さんにとっては、OSTを聞いただけで「あ!秋の童話!」という感じだったのではないかと思います。
これは、生活に苦労しているソン・ヘギョ演じるウンソと、ウンソに心惹かれる御曹司のテソク(ウォンビン)のこんなやり取りのシーン。
ウンソ「どれだけもらえるの?お金、本当に必要なの」
「秋の童話」のシーンでは、もちろんセリフと”ズワイガニ”は全く関係ないのですが…
”ズワイガニ”を表す韓国語「テゲ(대게)」が、
”本当に”を表す「テゲ(대개)」と発音が一緒なため、
そこをもじったパロディーになっています。
ジュンワン「いくらならいい?カニなら金で買ってやる」
また、「秋の童話」の舞台となったのが、ソンファが拠点をおいている「束草(ソクチョ)」。そんな意味も掛けたパロディだったとも言えます。
*ソン・ヘギョが最近出演した「ボーイフレンド」という作品でも、彼女の代表作「秋の童話」を意識してか、束草が登場しました。
なお、このやり取りの後にソンファが「もちろんお金で買うわよ。何で買うっていうの?!」と真面目に答えてるところを見ると、実はソンファはこれが「秋の童話」のパロディだとわかっていないのかもしれません。ちなみに、ソッキョンもわかってませんでしたね(笑)
というのも、日本語字幕では、「秋の童話」と説明が入っていますが、韓国語のセリフでは、作品名は言っていないんですよね。(韓国では、言わなくても誰でもわかるほどの名作のため)
10杯!?リアクション戦争
そして、「ズワイガニを10杯注文した」というソンファに、99ズ男子たちが「10杯!?」と驚くシーン。
ここは、実際の放送では使われていませんが、それぞれが自分なりの面白いリアクションをして、撮影現場では「リアクション戦争」みたいになっていた様子がメイキングに収められていました。
ソンファのボーカル&カラオケ
ソッキョン(くまさん)の家でのズワイガニパーティー。
「賢い医師生活」でバンドシーンと同じぐらい欠かせない99ズの食事シーンですが、シーズン2では、コロナの影響もあって、家で食べるシーンが多いですね(韓国では長いこと「飲食店などでの5人以上の集まり禁止」の制限が継続しているため)
このシーンでは、ソンファとイクジュンの洋服がペアルックみたいに見えましたね(笑)
そして、突然「ボーカルやりたい!」と言い出すソンファ。悩んだジョンウォンが「お前の誕生日にだけ許す」と言った後のジュンワンのセリフ。
タイトルからもわかるように「とにかく君が大好きだ〜!」という歌詞で、イクジュンのダダ漏れしているソンファへの想いを表したような曲になっています。
「愛するようになると思った」を複雑な表情で歌っていたシーズン1と比べると、告白して一定の距離を守っているものの、心の中はソンファへの想いで溢れている…そんなことを表現したのかもしれません。
なお、カラオケのモニターを見て歌っていたイクジュンが途中で、振り替えって、
と歌う時、誰かの方向を指差しているんですよね。
これ最初は、ソンファかな?と思ったんですが、よく見るとジュンワンを向いて歌っていて、ジュンワンも「ん?」と何かを感じ取っているようにも見えます。(単に、「よくこんなノリノリで歌えるな…」という表情にも見えますが)
この点については、後ほどジュンワンとイクスンの話のところで、また触れたいと思います。
さて、この「好き好き(좋아좋아)」ですが、5話放送の翌日16日に、前回の「アロハ」と同様にチョ・ジョンソクのソロカバー曲として、音楽サイトで配信開始しました。
本日20日の時点で、音楽チャート20位にランクインしています。(賢医関連では「雨とあなた」が19位、キム・デミョン「秋の郵便局の前で」が40位)
ギョウルにとっての暴力
釜山病院まで臓器を受け取りに行ったギョウル先生。(「釜山病院」と言えば「応答せよ1994」にも出てきましたね〜!)
ユルジェ病院に戻って明け方の4時頃、母親から電話を受けます。
と心配するギョウル。このときのギョウル母の電話の声は、「応答せよ」シリーズ三作品で、連続して母親役を努めたイ・イルファ。
私は最初一瞬わからなかったのですが、韓国のネット上では登場した瞬間にすぐ気付かれていましたね。
なお、エンドロールにもしっかり「声の出演」ということで名前が入っていました。
そして、イルファさんといつもセットで父親役だったのがソン・ドンイル。ジョンウォンのお兄さん役のあの人です。
ロサ役のキム・ヘスクさんとは、母親というよりせめて姉ぐらいではないかと思いますが(笑)、実際の年齢は12歳差。
ということで、「応答せよ」シリーズファンにとっては、おなじみのお父さんとお母さんが間接的に共演した、というのも嬉しかったのではないでしょうか。
ギョウルの母がイルファさん、ジョンウォンの兄がドンイル氏であることを考えると…
今後、ウィンターガーデンの結婚式のシーンでは、イルファ&ドンイルコンビがついに顔を合わせ「あれ…どこかでお会いしましたっけ…?!」な〜んて一幕も登場してもおかしくありませんね!(考えるだけでもニヤニヤしてしまう 笑)
その後、ギョウルはDVが疑われる患者の旦那に、一人で立ち向かっていって怪我をしてしまいます。
ちなみに、DVを受けていた患者さん役は、「Sweet Home -俺と世界の絶望-」で1階のお店のおばさん役で登場したキム・ヒョンさんでした
シーズン1でも5話で、子どもを虐待する父親を裸足で追っかけていったギョウル先生。
先ほどのお母さんとの電話の内容も合わせて考えると、「ギョウル先生の家庭では、父親による暴力があったのではないか?」ということが想像できます。
自分自身または、家族が暴力で苦しめられた経験があるのか、暴力を振るう人を見ると黙ってはいられないギョウル先生。
「俺が知らない何かがあるのか?」と聞くジョンウォンにも、「何もないです」と返事するギョウルですが、このあたりは今後明らかになりそうです。
なお、このカーテンの中のシーンもシーズン1の2話のシーンを思い出させる演出でした。子どもを心配する母親に「助かる見込みがない」と言ってしまったギョウルに、
と、ジョンウォンが珍しく感情をあらわにして、ギョウルを指導するシーンも、カーテンの中でしたね。ウィンターガーデンの最初の出会いとも言えるシーンです。
イクスンの帰国
前回、視聴者の間でも議論を巻き起こしたイクスン&ジュンワンカップルの危機。そして「果たしてイクジュンは知っていたのか?!」という点。
5話では、少なくともイクジュンが知っていたのかどうかは明かされるはずだと思いましたが…今回も、この点についてははっきりしたことはわかりませんでしたね(笑)
病院の前の二人
韓国に帰国したイクスン。イクジュンが事前に、ジュンワンのスケジュールを把握した上で、ユルジェ病院で検査を受けさせます。
肝硬変の初期であり、胆管炎もひどくなっているということで、すぐに肝臓移植が必要な状況ではないものの、子どもの頃に胆道閉鎖症の手術もしたイクスンは、これ以上悪くなると非常に危険だということ。
そして、病院の前で、急患で呼び出されてやってきたジュンワンを見かけてしまいまうイクスン。思わず涙が溢れたのは、ジュンワンへの申し訳ない想いと、まだ十分にジュンワンへの気持ちが残っているからでしょう。
なお、ジュンワン&イクスンカップルにとって、この「病院前」といえば思い出されるシーンがあります。
そうです、シーズン1の12話で、しばらく離れてしまう前に、最後にキスを交わした思い出の場所ですね。
あのシーンでは、自分と電話していたはずのイクスンが突然目の前に現れたことに驚き、ジュンワンが「お前の幻覚が見える」、イクスンが「こんばんは”幻覚”です」と言っていたのが思い出されます。
今回は逆に、イクスンは遠くから自分に気が付きそうになるジュンワンに対して「今度こそ本当に”幻覚だ”と思ってほしい」と思ったのではないでしょうか。
なお、残念ながらジェハク先生に呼ばれてしまい、二人は会話を交わすことはありませんでした。
医者の先生の解説によると、ジェハク先生がジュンワンに報告していた患者の状況だと、いつ死んでもおかしくないほどの緊急事態だったようです。
一瞬で過ぎた1年
こうして結局、イクスンはジュンワンに別れを告げた後、一度も会話をしない状態で、実家のある昌原(チャンウォン:釜山の近く)で勤務することになります。
1年の時間の流れを、イクスンとイクジュンが食堂で会話をするシーンだけで表現したのはさすが!
それぞれ、食べ物だけ見ても季節がわかるような演出になっていました。
夏:コングクス(豆乳麺:夏しか販売しないことも多い夏の定番メニュー)
秋:コハダ(전어:韓国では秋の焼き魚はサンマではなくでこっち!)
冬:トック(餅のお雑煮:正月の代表料理でもあります)
ジュンワンの指輪
一方で、ジュンワンは、イクスンとの突然の別れの後、どのように気持ちを整理したのでしょうか?
5話のバンドシーン(1年過ぎる前)を見ると、ジュンワンはイクスンに送った指輪とペアになる指輪を未だにはめていることが確認できます。
ほとんど自分の心の内を話すことがないジュンワンですが、イクスンとのことは、無理やり忘れようとしたのではなく、一旦そのまま心の中にしまった状態にしたのではないでしょうか?
そして、バンドシーンの曲「もう一年(벌써 일년)」(2001年/Brown eyes)の歌詞「一年後もその一年後も君を待っている」も、そんなジュンワンのイクスンへの気持ちを表現した演出だった、と読み取ることができます。
なお、ここで、5話最大の私の深ヨミとしては、イクジュンがジュンワンに、イクスンが帰ってきたことや、1年間は実家で過ごすことを話したのではないか?ということ。
というのも、いくら妹から「言わないで」と言われたとはいえ、イクジュンは、別れる直前も辛そうにしていた友人のジュンワンのことも心配したはず。また、この二人が幸せになってほしい、と誰よりも願っていたはずです。
そう考えると、カラオケのシーンでイクジュンが「君だけには僕の気持ちをごまかしたくない」とジュンワンの方を見て歌っていたのも、「イクスンが落ち着いたら、ジュンワンにも状況をちゃんと話そう」と思っていたイクジュンの気持ちを表現した演出…のようにも思えてきます。
また、イクスンが「言わないで」と頼んでいた両親に対しても、すでにイクジュンが話していたことも、「イクジュンがジュンワンに事情を話している」ということの伏線なのでは?と思いました。
もしくは、イクジュンが直接言わなくても、4話のレビューで予測した「ジェハク先生が病院内でイクスンという名前を偶然見つけてしまう事件」が起こった可能性もあります。
シーズン1では、最も早く告白が実ったイクスン&ジュンワンカップル。
反対に、ギョウル&ジョンウォンは、ずっとジョンウォン側の気持ちがわからないまま最終話で謎解きが行われましたが、シーズン2では、逆にギョウル&ジョンウォンカップルが順調に進行し、イクスン&ジュンワンカップルの真相が隠されたまま、最終話で謎解きが行われるのではないかと思います。
★CULTURA「賢い医師生活」特集:内容はこちらで紹介
ソンファカムバック!
こうしてあっという間に1年が過ぎ、最後のシーンではついにソンファがユルジェ病院に復帰。外は、ソンファが大好きな雨の日です。カレンダーは2021年3月。
おそらく、「しばらくはソウルに来ないわ」と言っていたソンファは、実際にしばらくの間、99ズのみんなとも会う回数が減ったと考えられます。その間、首の状態もだいぶ良くなった様子。
ソンファの部屋にやってくる仲間たちを見ると、それぞれ様々な心境の変化があったようにも感じられます。
ギョウルとペアルックになりそうなデニムシャツを来て登場するジョンウォンは、ますますギョウルと順調そう。
いつもどおりクールなジュンワンは、朝から手術で相変わらず忙しそう。それでも少し以前より余裕が感じられます。
ソンファから「他愛もないことでも言葉にするのよ」と教わって成長した?ソッキョンは、これまでと違い、愛嬌と言葉多めで登場。
「空も悲しいみたいだ」なんて表現は、以前のくまさんからは考えられない一言。何やら、一番変化があったように感じられます。
そして、最後にやってきたイクジュン。「ご飯食べよう」「そうね」とほほえみ合う様子は、二人にとっての”幸せ”を表しているようで何ともほっこりします。
1年が経ったことで、6話以降は、さらにストーリー展開が加速しそうで楽しみです。
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「賢い医師生活2」6話予告
「賢い医師生活2」6話の予告を見た上で、1年経ったということは、それぞれにどんな変化が起こったのか?ということを整理してみましょう。
2021年3月の時点だとすると、
→医大から新しい本科実習生も登場?
ミナ:チーフレジデント(4年め)へ突入
ジェハク&ドラゴン:フェロー2年目へ突入
ギョウル:レジデント4年目&試験を終え、フェローへ
ということが予想されます。ホントとユンボクは、1年前は医大3年生でしたが、予告編を見るとインターンになっているっぽいので、医大在学中に国家試験合格したということなんでしょうか?(このあたりは要確認)
なお、こんなときのためにも、医師のキャリアについて整理しておいてよかった…と思います。(まだ見てない方は、是非御覧ください!)
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あと、嬉しいことにドラゴン先生がソンファのもとに戻ってきてるようですね!!
そして、一番大きな変化があったと思われるのがギョウル先生。3月ということは…
→ということは、ジョンウォンとミナの実家の旅館に旅行に行った!?
いよいよ、外科の中でも專門を選択し、専門医へ
→ジョンウォンと同じ小児外科を選んだのかどうか!?
となっている箇所があるのですが、これは韓国語では「専門医(전문의)」と言っているので、「フェローにもなって」という日本語訳が正しいと思われます。(レジデントは”専攻医:전공의”)
映像を見る限り、ギョウルがジョンウォンの手術を見学しているようなシーンがあるので、もしかして小児外科を選択?!
ということで、6話では、大きな変化がありそうで、楽しみです〜〜!
★「賢い医師生活2」公式グッズ
最後に
というわけで、「賢い医師生活シーズン2」の5話について分析してみました…!
6話は変化がありすぎて、解説がまたまたすごいボリュームになりそうな予感(笑)
続きが気になるので、どんどん先を見たい気持ちと、終わってほしくない気持ちの両方がありファンとしては複雑ですね(もう半分終わるだなんて〜〜〜!)
なお、解釈はあくまで勝手な分析(ある意味妄想)なので、もちろん、これが正解というわけではありません(笑)
みなさんそれぞれが、作品を深く理解するきっかけになったら嬉しいです!
それではまた、6話の記事でお会いしましょう〜!
6話の記事はこちら
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*画像はtvNからお借りしました