【映画レビュー】チョ・ジョンソク&ユナ出演で大ヒット中の「EXIT」

こんにちは、Misaです。7月は子ども向けのアニメーションが中心だった韓国映画業界ですが、7月末から立て続けに話題作が公開されています。その中でも、大ヒット中でトップを走り続けているのがこちらの「EXIT」。公開後すぐに観てきましたので、今日はこちらの作品について紹介したいと思います!

あらすじ概要

チョ・ジョンソク演じるヨンナムは、大学卒業後、何度も就職試験に失敗し、実家で両親の扶養の下、暮らしている就職浪人生。家族の間でも肩身が狭く、甥っ子にもバカにされる始末。

母親の喜寿のお祝いが行われたある日、お祝い会場で、大学の山岳部時代の後輩であるウジュ(ユナ)と再会します。

昔、ウジュに告白したこともあるヨンナムは、運命的な再会に舞い上がり、思わず「大きな会社で働いている」と嘘をつく始末…。一方ウジュは、上司から言い寄られているものの、無下に断ることもできず…困っている様子。

…と、2人のロマンスが始まるのかと思いきや、そこで事件が起きます。近くで、有毒な煙をまき散らす事件が発生。煙を吸った人々が次々と倒れていきます。煙が有毒だとわかったヨンナムたちは、お祝い会場の屋上を目指して階段を上っていきますが、なんと、屋上の鍵が開いていない…。このままでは、全員煙に巻き込まれて死んでしまう…。そんな時、就職試験では良いところなしのヨンナムが、唯一の特技である山登りの技術を生かして、全員救出に動き出します。

↓ 建物の防弾ガラスを壊し、窓から壁を伝って、屋上まで登ろうとするヨンナム。

↓ ここのアクション、凄かった…!

そして、その後は、同じく山岳部のエースであったウジュも一緒に、煙からの脱出を試みます。

↓ 山岳部出身の2人は、高い場所でも様々なアイディアで、移動を続けていきます。

と、タイトルの通り、2人が華麗に煙からの脱出を試みる様子を描いた、アクション映画です。

見どころ①とにかく凄すぎるチョ・ジョンソク

この映画、おそらく日本で公開される場合には、知名度的に「ユナ主演の」という部分が強調されると思いますが、いやいやいや、「これは、”チョ・ジョンソクの映画”です!!」と声を大にして言いたい(笑)。もう、演技もアクションも、存在感もとにかく、チョ・ジョンソク、最高です。(笑)

ロッククライミングのように、ビルの壁をよじ登っていく姿は、いくらCGを組み合わせたとしても、相当の筋力と体力がなければこなせない役。バラエティで話していたんですが、代役は2割ぐらいで、8割は俳優自身がアクションしたとのこと。

冒頭に、鉄棒で体を鍛えているシーンが出てくるのですが、ここでみると筋肉ムキムキなんですよね…!

それでいて、世の中的には落ちこぼれで、どこか頼りない性格のヨンナム。これだけ筋肉ムキムキで、でもダメ男なヨンナム役を、他にどの役者が演じることができたでしょう。ほんと、チョ・ジョンソクの当たり役だと思いました。

個人的には、相手役がユナではなく、もう少し演技派女優さんだったら、さらに迫力が増したかもなあ…と思いましたが…。(ユナファンの方、ごめんなさい…!)
ユナも、初主演にしては、頑張っていました!ウジュの役も、かなりクライミングの練習が必要だったと思うので、努力をたくさんされたんだろうな、と思います。これまでの、「可憐な女性」の役とは全く違う役なので、ファンの方には新しい姿を見せることになったのではないでしょうか。

なお、就職浪人生で肩身の狭いヨンナム、新入社員で上司からセクハラを受けるウジュ、といった設定は、現代社会の若者の「あるある」をモチーフにしており、そんな世の中的には弱者である2人が、思わぬ特技を発揮して、ヒーローになっていく姿が、共感を呼んだ理由の一つでもあると思います。

見どころ②後から思い出しても笑えるシーン

基本的に、ハラハラ・ドキドキが続くアクション映画なのですが、決して完璧なヒーローではない2人には、様々な困難や葛藤が発生していきます。そんな二人の人間臭さに、クスッとなる瞬間がしばしば。

↓ この2人の格好も、素材が何かがわかればくすっと笑えます…。

この格好もそうなんですが、劇中に2人が行う行動は、実は、非常事態時に取るべき行動のマニュアルを参考にして演出を考えたそうです。なので、よく見ると実は、実際の非常事態に役に立つ内容もたくさん含まれています。

特に、屋上でSOSを呼ぶシーンが出てくるのですが、これがかなり話題になりました。リズムをつけて信号を送るのですが、客観的に見ているとクスッと笑ってしまいたくなる感じ。(もちろん、やり方は正しくて、真面目にやってるだけなんですが)

このリズムが、映画が終わった後も、みょーに頭に残るんですよね。それで、観た人同士で盛り上がる⇒他の人も観に行きたくなる、というサイクルもあったのではと思います。
さらに、主演の2人がこのリズムに踊りをつけて踊ってる動画を公開したので、ますます話題になりました。(やっぱり、リズムネタは拡散しやすくて鉄板ですね!

そして何度も言うようですが、チョ・ジョンソクのコメディの演技も素晴らしい!真剣なはずのシーンでも、ちょっとした表情一つで笑わせられちゃうので、一つ一つが目が離せません。

↓ 制作発表会の一コマ。

ということで、最後まで飽きることなくテンポよく、ハラハラと笑いが繰り返される展開。娯楽映画としては、とっても気楽に楽しめる作品でした…!

韓国での反応

公開から2週間ほどですが、現時点でのNAVERでの評価まとめておきます。


・観客評価:9.04点/10点
・動員数:570万人(公開約2週間)


動員数がもう500万人を超えていて、大ヒットです…!やはりチョ・ジョンソクの演技を大絶賛する声、人に話したくなる「ウケる」シーンがたくさんあった、という部分で「面白い映画だ!」との評価が多いです。評価が分かれることもなく、大半の方が10点、8点ぐらいの評価が少し、というような分布でした。観に行ったかなりの方が、満足した映画だったようです。

映画の中で出てくる場面が、実際によくある建物やお店の状況を表していて、キャラクターの設定とともに、リアリティを感じさせたという部分もウケた理由の一つでしょう。

まとめ

ということで、シンプルで、分かりやすいアクションコメディである本作品。大ヒットを受け、世界各国での公開も決まっている、ということなので、まだ正式発表はありませんが、日本でも公開間違いなしではないかと思います。この映画を観たら、間違いなく、チョ・ジョンソクの魅力に全世界の人が気が付いてしまう…!!(笑)

ちなみに、邦題はどうなるんだろう…。「脱出せよ!」とか日本語になりそうな予感も…。
個人的には、そのまま「EXIT」という邦題に1票!日本公開発表を、楽しみに待ちたいと思います!

EXIT(엑시트/エグジット)
  • 韓国公開日:2019.07.31
  • 上映時間:103分
  • 日本公開:未定
  • 5+
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