こんにちは、Misaです。今もなお大ヒット中の映画「ボヘミアン・ラプソディー」ですが、先日ソウルのCOEXモール、MEGABOXの音響が最強な映画館で観てきました!
こちらの映画、韓国では日本よりも2週間ほど早く公開されており、先に韓国のお友達から「観たほうがいいよ!」と勧められ、ちょうど日本に帰るタイミングで1度日本で観てきたので今回2回目。
↓以前、ご紹介しましたが、映画に関しては公開のタイミングや、映画館の快適さは、日本より韓国の方が先を上を行っています。
ボヘミアン・ラプソディーも観客動員数は日本の比ではないんです。
韓国での観客動員数:累積750万人(12/15時点)
集計方法が全く同じかどうかはわかりませんが「韓国人の1人あたりの年間映画鑑賞本数は日本人の3倍」と言われているので、これくらいの開きがあっても不思議ではないです。(公開期間も日本より長いので)
そして、今回せっかくなら、「めちゃくちゃ音響のイイ映画館でもう1度観たい!」と思って、検索したところ、NAVER上で諸説あったのですが、「COEXのMEGABOXのMX館がいいよ〜」との口コミを発見し、行ってきました!!
広くてワクワク!MEGABOX
普段は、ロッテシネマ派なので、MEGABOXでこんな大きなところは初めてだったんですが、広い!!大きなポスターが沢山貼ってあり、わくわくします!
たまにはこういう大きなところに観に来るものいいですね!
ポップコーン売り場も広い!平日の昼間でも結構お客さんがいます。
日本では、新宿ピカデリーで観たのですが、広さのスケールが違いますね。スクリーンはなんと16もあります!チケットは基本、券売機で買います。
音響が良いので、20000ウォンくらいするのかと思ったら、13000ウォンでした!通常と数百円くらいしか変わりません。日本の通常チケットより安いし!
ちなみに、普段はだいたい、早朝割7000ウォンで観ています。映画天国!
音響に特化したMX館
そして今回は、特に音響が良いと言われるこちらのMX館へ。入り口がスターウォーズ的な雰囲気。笑
中の座席はいたって普通なのですが、よーく見ると天井と左右にスピーカーがいくつも並んでいました。
広告が流れている間は、特に音響の良さを感じなかったんですが、最後に音響システムの広告が流れると、川の流れる音が、体につたわってくるような振動で聞こえてきてびっくり。臨場感あるものは体に感じるレベルで、でも不快に感じない大きさで聞こえるようになっているそうです。
そして、あのエンディングシーン。途中から音響の良さに慣れて来て(笑)「コンサートに来ているような感じ!」とまでは言えませんでしたが、日本で観たのよりさらに音楽を楽しむことができました。終わった後、耳から離れなくてサントラダウンロードしちゃいました。
韓国と日本の映画鑑賞の違い
日本ではみんな、じーっと聞いていたのですが、韓国ではノリノリで立ち上がる人とかいるのかしら…?とちょっと期待しましたが、そんなことはなく(笑)
きわどい描写のところで、近くのおばちゃんが「オモ、オモ…!(あら、あら)」と言っていたのが可愛かったぐらいでしょうか。笑
なお、今回改めて気が付いたのですが、そういえば、日本と韓国では映画館で異なることが1つ。
日本では、エンドロールが終わってから電気が付きますよね。よっぽど急いでいる人以外は、エンドロールが終わるまでじっと見ています。しかし、韓国ではエンドロールが始まった瞬間に電気が付きます。そして、基本エンドロールを見ずに、みんなさっさと帰ります。さすが、せっかちな「パリパリ(早く早く)」文化です…!
この映画、エンドロールとともに実際の映像が流れますよね。ということで、めずらしく韓国の皆さんも、電気が付いた後もじっと座って見ていました。なので、感動の途中で電気が付いたのが違和感があり、「あ、そうか。韓国ではいつもここで電気が付くんだ!日本と違う!」と気が付きました。
韓国での反応
さて、映画の評価については、韓国でもほとんどネガティブなコメントをしている人がいないほど、ネットでも評価が高いです。
俳優のシンクロ率が半端ない!
フレディの生きているうちに行けなかった、Queenのコンサートに行ってきたようだ!
先日、お友達がアマチュアバンドをやっていて、発表会をするというので観に行ったのですが、出演したバンドすべてが、MCの際に「ボヘミアン・ラプソディー」について触れていました。映画を観て、ギターを始める中高年も多いらしい、なんて話もしていました。
そして、最近やたらとテレビでQueenの曲が流れてます…笑
CMでも流れたかと思ったら、テレビショッピングで「さあ、今から5分以内に急いで電話してください!!」みたいなところで、突然「We Will Rock You 」が流れたり…笑 面白いです。
海外で分かれる評価
私は、特に洋楽に詳しいわけでもなく、普通に曲は聞いたことあるレベルで観に行ったのですが、1回目の感想は「音楽すごくよかったけど、本物をよく知ってる人からしたらどうなんだろう?」ということでした。
そして、2回目は「音楽を楽しむという観点では素晴らしい映画だな〜」と思いました。逆に言うと、登場人物の心理描写的なものは、あまり深く掘り下げて描かれてはいない(そこに重点をおいてはない)映画だなと。
もちろん、音楽映画として観ていない人にはおススメしたい映画ではあるんですけどね。
と思っていたら、こんな記事を見かけました。1回目と2回目に思ったことの理由がちょっとわかった気がしました。
★映画『ボヘミアン・ラプソディ」大ヒットも海外評論家の評価は最悪な理由~感動するファンと酷評するプロの“ねじれ現象”
色々な見方があって、面白いですね。
まとめ
ということで、今回は、韓国での映画「ボヘミアン・ラプソディー」のヒットと、映画館の様子について紹介してみました。
ちなみに、私は英語の聞き取りと、韓国語字幕の読み取りが苦手なので、韓国映画以外を見るときは頭の中が大変なことになります(笑)耳からの英語と、目からの韓国語、両方使いながらそれぞれわかる単語だけ追っかけて行くので、忙しくて疲れます…。
(今回は一回見ていたので、頭は休憩しながら見られました。)
韓国語を勉強されている方、または英語のヒアリングに自信がある方は、ぜひ韓国で、一度大きな映画館に行ってみてください~!韓国映画はもちろん、欧米の映画もいち早く見られたりするので、おすすめです!