「君は私の春」の基本情報はこちら(4話視聴時点の記事です)。これから観る方は、まずはこちらの記事をご確認ください!
韓国在住K-dramaライターMisa韓国で現在4話まで放送中の「君は私の春(너는 나의 봄)」について、実際視聴した私が、作品概要・キャスト・企画意図・韓国視聴率などを紹介します。「君は私の春」はこんなドラマ![…]
「君は私の春」視聴後の感想
2021年7月から放送が始まり、8月に最終回を迎えた「君は私の春(너는 나의 봄)」。主演はキム・ドンウクとソ・ヒョンジン。
この作品、一言でいうと、すごく大好きだったけど、その分、残念さも多く残った作品…!
というのも、「うわ〜最高!!!歴代級だ!」というシーンと「何だこれ?」という展開の差が激しくて、話数ごとに評価が上がり下がりするという不思議な作品でした。
1話時点
「君は私の春」1話。事前情報なしに、爽やかなラブストーリーと思ってみたら全く予想しない内容で驚き😲✨そして途中の展開でもさらに驚く。演出が独特で、新鮮な感じも期待できる。ソ・ヒョンジン、キム・ドンウク、ユン・バクなど演技派揃いなのも良い💕
この後、日本でもNetflix同時配信です‼️ pic.twitter.com/fSIiwAtuJK— Misa🌺韓国在住K-dramaライター (@misam34) July 5, 2021
6話時点
「君は私の春」レビューを書いた4話時点では、その後テンポよく盛り上がると思ったのに、やや迷走してる感じで視聴率も2%台で離脱する人もちらほら💦作家がスリラーに慣れてない感じと、編集の問題もあり?役者と作品の雰囲気は好きなので、7話からはなんとか持ち直してほしい🥺✨ https://t.co/7mWAaILsgt
— Misa🌺韓国在住K-dramaライター (@misam34) July 25, 2021
7話時点
「君は私の春」7話。うわ〜、今回は役者の演技に引き込まれた🥺特にキム・ドンウクがヨンド役で良かったと再確認👏やっぱり演技力が素晴らしい俳優❗️エンディング最高👍脚本も演出も最初の良い感じに戻った感じがして8話も期待したい✨
— Misa🌺韓国在住K-dramaライター (@misam34) July 26, 2021
この作品は「ヒーリング+ラブストーリー+スリラー」という3つの要素が混じっていて、どこにフォーカスするかによって、話数ごとに物語の雰囲気がガラッと変わってしまうのです。
それも含めて斬新で「これは凄い名作かも…」と思って観続けていたのですが、やはりこのジャンルミックスがうまく行かずに、最終的には名作になりきれなかった…残念!!!
ただ、作品全体の仕上がりとしては残念だったものの、全編を通じた俳優の演技、ところどころで突出して素晴らしかった演出・セリフの数々は、本当に”歴代級”のものも多く、それらはずっと記憶に残り続けるだろうなと思います。
今回は、前半はこれから観る方に向けて、ネタバレ無しで作品の魅力・見る時の注意点をお伝えし、後半は観終わった方向けに、作品の良かった点・残念だった点。そして、韓国視聴者の反応などをお伝えしたいと思います。
*「ここからネタバレあり!」というところには、表記しますので、未視聴の方は必ずご確認の上ご覧ください。
「君は私の春」を観る前に知っておきたこと
知っておきたいポイント
キム・ドンウクとソ・ヒョンジンのケミが最高な大人のヒーリングラブストーリー。
キム・ドンウクとユン・バクの再発見。素晴らしい演技にハマらずにはいられない。
演出・セリフ・OSTの調和が胸を締め付ける最高のシーンたち(7話〜9話/13〜14話あたりが最高!)
混ぜてしまったスリラーが問題:ハラハラ→もやもや→最後どうでもよくなる(笑)
演技・演出・セリフは最高だけど、脚本の”構成”に難あり
「君は私の春」韓国視聴率
「君は私の春」の韓国視聴率はこちら。最高視聴率は3.4%と、これだけの俳優を使ったにしてはとても低い数字。この俳優たちなら、少なくとも5%、うまく行けば10%超えも狙えたのではと思います。
ちなみに、あくまで私の感覚でざっくり各話数の内容がスリラーとラブストーリーどちら寄りだったのか?も書いてみました(笑)
そして、グレーの部分が、特に「う〜〜〜ん」と思った回。逆に、黄色の部分が特にハマって見た回です。(あくまで私基準ですが…)
これを見るとやはり、「次が気になる!」と思ったタイミングで、いきなりジャンルが代わってしまうことが満足度を下げ、視聴者の離脱を引き起こしていることが読み取れます。
最高だった役者の演技
「君は私の春」が伝えたかったメッセージ
※ここからはネタバレがありますので、未視聴の方はご注意ください※
”7歳の私”から解き放たれること
以前の記事で、「君は私の春」の企画意図について紹介しました。
タイトル”너는 나의 봄”の意味
そして、ラストシーンからは、なぜ作家がこの作品のタイトルを「너는 나의 봄(君は僕の春)」にしたのか?も見えてきます。
*韓国語の直訳だと「君は”僕”の春」が自然。「君は”私”の春」というタイトルの違和感については後ほど整理したいと思います。
前半は、タジョンの”傷”のほうがクローズアップされていたため、どちらかというと、「タジョンにとってヨンドが”春”」ということかと思っていました。
しかし一転、後半からは、ヨンドの過去と、いつ終わるかもわからない人生を生きていることが明かされ、「ヨンドにとってタジョンが”春”」である印象のほうが強くなってきます。
ちなみに韓国語の”너”と”나”というのは、英語のYouとIに当たるので「君と僕」「あなたと私」どちらとも訳せます。
お互い傷を抱えた二人…ということを考えると、これは「君(タジョン)は僕(ヨンド)の春」でもあり、「あなた(ヨンド)は私(タジョン)の春」でもあるという両方を意味しているのかと思いましたが、最終話の後半の内容を観て、考えが変わりました。
ヨンドとタジョンが屋上で話しているシーンの後のナレーションにこんなセリフがあります。
タジョン「つらい季節がまた訪れるとしても 間違いなく根気よく 手を差し伸べる 私はあなたの春」
邦題「君は私の春」の問題点
私は、このあたりのヨンドとタジョンのナレーションが始まった屋上シーンを、実は凄くドキドキしながら観ていました。
このままで行くと、邦題を「君は”私”の春」にしてしまったことにより、作品の大事なメッセージが台無しになることが懸念されたからです。
というのも、こういった作品の主題をそのまま表しているタイトルの場合、作品の締めくくりとして、そのままラストのセリフ=タイトルが決めセリフとなって終わることも珍しくありません。
セリフで使われる=そのセリフを言う主体がいるわけですが、「君は私の春」って、タジョンが言ってもやや違和感があるし、ましてやヨンドが言うと、ものすごくおかしい。(そもそも男性が使うイメージがある”君”と、女性が使うイメージがある”私”を組み合わせていることが日本語的にもおかしい)
しかし、それまでの流れで、どう考えてもこれは、ヨンドが、タイトルである「너는 나의 봄(君は僕の春)」と言うのが最後のセリフになるのではということが予想できました。
もしそうなった時、邦題に合わせて、日本語訳を「君は私の春」にしてしまうと、ヨンドのせりふとしては違和感満載&台無しだし、本来の意味通り「君は僕の春」とすると、締めのセリフなのにタイトルと微妙に違う…どちらにしても、事故が起こるな…と思ったのです。(何より、字幕翻訳者さんをすごく苦しめるだろうなと)
*一番最後のキメゼリフの日本語字幕が誤訳レベルで、最後の最後に作品を台無しにしてしまった「ヴィンチェンツォ」の事件を思い出しました。。(今は、修正されています)
韓国ソウル在住ブロガーMisa「ヴィンチェンツォ」最終回の最後のセリフの日本語訳に対する考察です。内容はドラマを最後まで観た方向けなのでご注意ください!★2021年5月10日追記なんとNetflixの最後[…]
結果的に、作家さんがたまたま「君(너)」ではなく「あなた((당신))」を使ったことにより、ラストのセリフは「あなたは僕の春」になりましたが、これをラストのセリフだからといって、無理やりタイトルと合わせて「君は私の春」という日本語訳にしなくて本当によかったなと思います。(もしかして、そんなアレンジがされているのでは?と心配しながら字幕を確認しました。)
しかしどちらにせよ、私は、この作品の邦題を「君は私の春」としてしまったことは、二つの意味で問題だったと思います。
一つ目は、作品が伝えようとするメッセージを、日本の視聴者に伝わりにくくしてしまったこと。
結果的には、やはりこのタイトルは、ヨンドが、春のようなタジョンを想う気持ちを表現したものだと、私は解釈しました。
もちろん、邦題を決めるのは、放送が始まる前の段階なので、その時点で結末までわからなかったでしょう。
ただ、逆にだからこそ、結末がわからない放送前の段階で、元の韓国語の意味に中途半端なアレンジを加えることは非常に危険なことなのです。
特に、物語の主題を表したようなタイトルの場合、今回のように、のちにそのフレーズが、そのままセリフとして使われる可能性が非常に高いことは、ドラマをお仕事として扱っている方ならわかるはず。
にもかかわらず、「君は私の春」という、日本語としても違和感のある形にしてしまったのは、そういった可能性を少しも想像しなかったのか…?疑問でなりません。
もし、最後のヨンドのセリフが、タイトルそのままの「너는 나의 봄」だったら、翻訳者さんを困らせる事件になっていたはず…。
韓国ドラマがこれだけ人々を感動させる理由は、その緻密に作り上げられた脚本であることは、これまでも何度も説明してきましたが、制作現場ではとにかく「脚本が中心」で作品が作られています。
どんなスター監督でも、売れっ子俳優でも、脚本のセリフ一つ一つに込められた作家の深い意図を感じ、それを忠実に読み解きながら、作品を作り上げていくのです。
制作者たちが、そうやって丁寧に作り上げた作品のタイトルを、もし例えば「このほうが女性ターゲットに刺さりやすそうだから」「このほうが宣伝する時にインパクトがあるから」という理由で、安易に設定しているとしたら、あまりにも作品へのリスペクトが足りないと言わざるを得ません。
また、今回の場合、そもそもイ・ミナ作家が作詞したソン・シギョンの曲のタイトルも「君は僕の春」であることから考えてもわざわざ、「君は”私”の春」と、アレンジしてはいけなかったはず。
(実際、曲のタイトルをモチーフにしたことは、作家自身が制作発表会で話していました)
「너는 나의 봄」 の邦題はどうして「君は私の春」になってしまったのかな🤔?
このドラマはシークレットガーデンのOST、ソン・シギョンの「君は僕の春だ」の作詞をしたイ・ミナ作家の脚本なので、
そのまま「君は“僕“の春」にして欲しかったなあ😭
“나“ は“僕“でも“私“でもあるので難しいところだけど pic.twitter.com/KR8ACXLNJm— Misa🌺韓国在住K-dramaライター (@misam34) July 14, 2021
二つ目は、マーケティングの観点。
実際に私がそうだったのですが、君と言えば僕、私といえばあなた、が浮かんでしまうため、非常に覚えづらいという意味で、結果、宣伝や口コミ効果にもマイナスになったのではと思われます。
脚本家だけでなく、監督・俳優・スタッフあらゆる人の努力で緻密に作り上げられている韓国ドラマ。その奥深さに視聴者が魅了されている時に、間で作品を届ける方々の意識が、それに追いついていないのでは?と思ってしまう事が最近多々あります。
一つ一つに奥深い意味があるので、邦題の設定や字幕翻訳では、決して、その制作者の意図を改変することがあってはいけないと思うのです。
「君は私の春」名シーンたち
「君は私の春」では、私の中で「これは過去のドラマと比較しても歴代級の名シーン!」と思うような、記憶に残るシーンが多くありました。
そして、それを最高のに盛り上げたオンユの「다정한 봄에게(優しい春に)」のMVには、そんな名シーンの数々が沢山詰め込まれています。
名シーン「友達に…」
その中でも、私が最も大好きなシーンであり、おそらくこのドラマの中で最大の名シーンでもあるのがこのMVの冒頭にも使われている、7話でヨンドが自分の心臓についてタジョンに話すあのシーン。
しかし…この記事を書くために、初めてこのシーンの日本語字幕を確認して、私は衝撃を受けました。。。
そのたった一言に、キム・ドンウクの演技の素晴らしさが光った「우리 친구 할래요?」の日本語字幕が
って、ニュアンス違う〜〜〜〜〜〜〜!!(涙)
これには、このドラマのキム・ドンウクの名演技にハマり、未だにヨンドロスから抜けられない韓国人の友人も憤慨していたほど。
韓国語のニュアンスそのままで訳すならば、このセリフは
(ラジオのシーンも名シーンすぎて、何度も何度も見返しました…!)
OST「다정한 봄에게(優しい春に)」の意味
君を捕まえることもできない 逃すこともできない
”永遠” そのありふれた一言が 約束できなくて
私はここに立っている 友達のように
しかも、この歌、歌詞の最後の部分が、
”永遠” そのありふれた一言が 約束できなくても
私はここにいるよ あなたのそばに
私の心臓が ときめく その日まで
最後の一文は、韓国語だと”내 심장이 뛰는 그 날까지”。
"뛰다"が、「跳ねる」からの「心が躍る、ときめく」などにも使う単語なのですが、ここは多分、「その日まで」というフレーズに続けているという点と、ヨンドの人物設定から考えると、「心臓が止まるその日まで」という意味も込められた歌詞になっていると思われます。(切ない…!)
タジョンに”時間”=時計をプレゼントするシーンもよかった!(両腕につけてしまうタジョンが可愛すぎる…笑)
私が好きな名シーンの数々
→音楽と二人の演技。そして、窓枠の構図が最高…!
→女性が上位という斬新さ。でも二人の関係性を見事に表現している演出
→何万回もドラマで聞いた「愛してる」の中でもこんなにときめく「愛してる」があったでしょうか…しかももう一度、二人の表情を同時に写す編集…!
「君は私の春」への韓国視聴者の鋭い指摘
さて、ここまで「君は私の春」のメッセージ性や、記憶に残る名シーンについてお話してきましたが、最後に、そんな「君は私の春」が最終的には名作になりきれなかった理由=残念だった点について、韓国視聴者の秀逸なネット上でのコメント内容も紹介しながら、整理してみたいと思います。
15、16話に対する残念さ
まず非常に多かったのが、15話、16話に対する残念さ。
というコメントも多く見られ、先ほど紹介したとおり、14話のエンディングがすばらしかったのに比べ、15話、16話は失速してしまっただけでなく、それまでの感動を打ち消してしまうような残念さが多く目立ちました。
14話のエンディングは本当に最高だった!
「君は私の春」14話。エンディング、미쳤어~~~🤣やばい🤣
今までドラマで何千回も聞いてきたセリフなのに、なんでこんなに新鮮に聞こえるんだろう💕二人のケミが最高すぎる✨リアルなんじゃないかと思うぐらい素晴らしい演技🥰🥰— Misa🌺韓国在住K-dramaライター (@misam34) August 17, 2021
韓国視聴者のコメントで、すごく共感したのが、こちら。
わかる!!!まず、主役の二人のラブストーリーとしては、14話のエンディングが最高すぎたので、15、16話ではそれを超えるものを期待したのですが、なんだかぼんやり終わってしまった印象。
視聴者としてはやはり、最終話では、二人の幸せなその後や、少なくともそんな未来を感じさせるような場面を期待したと思います。
そんな中、最後になって突然、タジョン弟とウナカップルの話が出てきたり(いや、ほんと、アレいらなかった 笑)…観たいものを見せられないまま、今さら周辺人物の新しい話が色々登場してきたことにイライラさせられた視聴者が多かったようです。
スリラー要素の問題点
また、スリラー部分で、視聴者が疑問に思っていたポイントが結局、スッキリ解消されなかったのも大きいでしょう。
これは、視聴者の書き込みの具体的な内容を観ていると、正確には、
そもそも匂わせといて、解説しなかった部分もいくつかあること
の両方が混じっており、どちらにしても、結果的にスリラー部分が消化不良な状態で終わってしまったことに違いはありません。
わかりにくくなってしまった理由の一つとしては、これが完全にスリラー作品なのではなく、スリラーを描いていたと思ったら、次の週はラブストーリー一色という、ジャンル混合かつ、毎話でジャンルのバランスが極端に変わる構成であったことも大きく影響したと思います。
さらに、スリラー部分に関しては、そもそも全体の構成の問題も多く指摘されていました。
作家さん、スリラーというのは最後に一気に説明するんじゃなくて、もう少し小出しにして、視聴者が予想できる余地を残さないと…
ほんと、そのとおり!!
最近、「悪の花」や「怪物」など秀逸なサスペンス作品が連続して誕生したこともあり、「事件の謎をどうやって説いていくか?」という部分についてはかなり視聴者の目線が高くなっています。
視聴者が犯人を予想できる余地を残しながらも、それを上回る謎解きを、適切なタイミングで行っていく構成がとても重要。
いくら作家の頭の中に凄い構成があったとしても、視聴者を置いてけぼりにしてしまっては、謎が解かれる前に離脱してしまうのです。
ここはやはり、作家が過去にスリラーを扱ったことがない、という経験不足が影響してしまったのではと思います。
メッセージの表現の仕方
作家さんの伝えたいことはわかるが…なぜそこで本を読み上げる?
作家さん、あなたはエッセイを書いてください、ドラマじゃなくて
ドラマはエッセイ集ではない。癒やされるセリフは良かったが、ストーリーがしっかりしなければならない
「椿の花咲く頃」を目指したと思われるが、作家の実力が及ばなかった
それでも俳優たちの熱演でなんとか観られた。俳優たちには称賛を贈りたい
ソウル在住ブロガーMisa今週ついに「椿の花咲く頃」が韓国で最終回を迎えました。Twitterでも放送後すぐに紹介したんですが、いや~これ、すごい作品でした!!コンヒョジン「椿の花咲く頃」が最終話視聴完了。[…]
「君は私の春」独特なキャラクターのカフェのアルバイト役ユン・サンジョンは「賢い医師生活2」でホンドの同期でも出演😆
そして、さらに独特キャラのヨンドの病院の看護師役ペク・ヒョンジュさんは、どこかで見たな〜🤔と思ってたけど「椿の花咲く頃」のオンベンジャーズのメンバーだった❗️ pic.twitter.com/SrOPnpbhKT— Misa🌺韓国在住K-dramaライター (@misam34) August 16, 2021
作品が愛される秘訣については、実は私たちも作りながらいつも、知りたいと思っている部分です。視聴者のみなさんが何を求めているのか?をいつも想像しながら作らなければならないので、作品が愛されるだろうと確信を持って作品を始めたことは一度もないんです。
クリエイターとしては欲が出てしまうものです。「こんな事もできるんだ」というアピールもしたくなるし。でも私たちがやりたいことよりも、みなさんが観たいものに焦点を合わせることにしました。
韓国在住K-dramaライターMisa「賢い医師生活シーズン2」制作発表会の映像から、印象的だった内容を中心にご紹介します! 「賢い医師生活 シーズン2」制作発表会「賢い医師生活 シーズン2」の[…]
今回この作品は、まさにこの、逆のパターンになってしまった、と言えると思います。
批評文化については、こちらの記事でも紹介
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最後は大好きなこの写真で…(笑)
最後に
ということで、「君は私の春(너는 나의 봄)」の韓国での作品の反応、この作品の魅力と残念だった点や感想などをご紹介しました!
作品を観終わってモヤモヤしていた方の、参考になれば嬉しいです。
スリラーについては、また別途記事にしたいと思います!
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*画像はtvNからお借りしました