「ヴィンチェンツォ」最終回:日本語訳「悪は善より偉大だ」に対する考察

韓国ソウル在住
ブロガーMisa
「ヴィンチェンツォ」最終回の最後のセリフの日本語訳に対する考察です。内容はドラマを最後まで観た方向けなのでご注意ください!


2021年5月10日追記

なんとNetflixの最後のセリフの日本語訳が変更されたようです…!(読者さんから教えていただきました)

<悪は善より偉大だ>
↓
<悪は強く果てしないものだ>

*ちなみに中国語も一緒に変わってました…!
この記事を読んで共感していただいた皆さんのお声が届いたのかも…!?と勝手に思っています(笑)
とにかく、これで作り手の意図が、日本の皆さんにも正しく伝わる状態になったので本当に良かった(涙)
ということで、最後のセリフ問題自体は解決したのですが、考察を読んで頂くと作家の意図を理解するのに参考になるかと思います。また、それ以外にも字幕では伝わりにくい部分をいくつか解説していますので、参考にしてみてください…!

最後のセリフの日本語訳に対する違和感

2021年5月2日(日)に最終回(20話)を迎えたヴィンチェンツォ。私は、Netflixでの配信より前に韓国のテレビ放送(21:15〜)にて視聴しました。

観終わったあと、Netflixでの配信が始まり、ふと気になって日本語字幕で最後のほうのシーンを見てみたのですが、一番最後のヴィンチェンツォのセリフの日本語訳を見てかなり驚きました。

<悪は善より偉大だ>

…ん!?「これはさすがに違うのでは?」と大きな違和感を感じました。

この部分は、ドラマの最後の最後のセリフであり、作品全体を通じて作家が伝えようとしたメッセージが込められている重要な部分。

私が、この<悪は善より偉大だ>という日本語訳に感じた違和感は、主に2点。

1つ目は、この作品は「正義とはなにか?」「正義の限界」という点をテーマにしているにもかかわらず、突然「善」が登場し「悪と善」という対比で語られてしまっている点。

それまで描かれてきたヴィンチェンツォというキャラクターや、その前のセリフ「正義には関心もない」から考えても、何かと比較する(=意識する)こと自体、違和感があります。

2つ目は、結果的にセリフ全体が、悪党が自分で「悪って凄いんだぜ」と言うという、チープなメッセージにも聞こえかねない点。
わざわざ「最後に悪党の観点で一言言いたい」と前置きまでしておいて、悪党自身が悪について語る言葉は、真実味と重みがあるセリフでなければならないはずですが、その感じが伝わってこないのです。

Netflixの日韓同時配信の作品の日本語字幕については、普段から違和感を感じる点が少なくありません。

しかし、韓国放送中のドラマをほとんどリードタイムなく日本語字幕で見られるようにしてくださっている字幕翻訳者の方の苦労は理解ができるし、「文字数の制約もあるし、多少は仕方ないのかな〜」と思っていました。

が、「ヴィンチェンツォ」の最終回配信後、私の周りでもこの最後の部分が原因で「なんかモヤモヤする」「メッセージがよくわからなくなった」という声が多く上がってきました。

作品の作り手が伝えたかった大事なポイントが、翻訳を通すことで、実際とは違う形で伝わってしまい、作品の印象全体を左右してしまうのはとてももったいないこと。

字幕翻訳の世界は、正解があるものではありませんが、今日は、私なりにこの部分の訳についてここで考察してみようと思います。

なお、参考までに私自身は、韓国で働いており、韓国語能力試験の一番上の級(6級)を保有していますが、翻訳の仕事の経験はなく、韓国語の能力自体は字幕翻訳の方には到底及ばないレベルだと思います。

ただ、ドラマの字幕、特に今回のように作品全体のメッセージを表すようなセリフの場合は、韓国語の能力(+日本語の能力)に加え、ドラマそのものへの理解度が翻訳の精度を左右するはず。その点に関しては、おそらくこれまでのブログでの数々の作品分析をした経験が役に立つのではないかと思います。

最終的に考えた日本語訳そのものというより、考察の過程を通じて、作品が伝えたかったメッセージを理解する助けになればと思います。

*「これが正解」というわけではなく、あくまで「私だったらこう訳す」という個人の一意見として参考にしてください。

各言語ではどう訳されていたのか?

まず、該当の部分については、実際にはイタリア語のセリフでした。

イタリア語
Il male è forte e vasto
直訳)悪は強くて広範囲だ
私は、イタリア語は読み方すらわからないので(笑)翻訳機を使いました。ただ、直訳部分はどの翻訳機を使うかによっても、でてくる日本語訳がかなり違うのであくまで参考程度に。

ちなみに、他の言語だとこのようになっています。

英語
Evil is prevalen and vehement.
直訳)悪は蔓延して猛威を振るう

中国語(繁体)
惡比善更加強大
直訳)悪は善より強い

こうして見てみると、この中で「悪と善の対比」を行っているのは、日本語と中国語のみ。

各言語を日本語に直訳しているので、それがどこまで原語のニュアンスを表せているかわかりませんが、こうして見てみると言語によってかなりばらつきがあることがわかります。

考察①韓国語のニュアンスは?

最初は「イタリア語ではどんなニュアンスなんだろう?」ということが気になったのですが、実はよく考えてみると、作家は韓国人であり、イタリア語のセリフももともとは韓国語で書いたものを翻訳したはず。

ということで、やはり作家が伝えたかったニュアンスを一番正確に表しているのは韓国語であるはずです。

そこで、最も作家のオリジナルに近い、テレビ放送時にテロップで表示された韓国語(=結果、Netflixの韓国語字幕と同一)を基準に韓国語のニュアンスを整理してみます。

韓国語
악은 견고하며 광활하다
直訳)悪は堅く広闊だ

まず、この時点で日本語訳にある「善との比較」といったニュアンスは含まれておらず、その部分は意訳であることがわかります。

その上で、この文章の難しいところは、漢字語(もともと漢字の単語を韓国語読みしたもの)が使われており、漢字通りに直訳すると雰囲気はわかるけど、「どんなニュアンスを伝えようとして使った単語なのか?」が、直訳だけではなかなかわかりにくいという点。

そこで、続いて、韓国の国語辞典にてこの意味を調べてみました。

견고하다 (堅固だ)
1.硬く堅い。2.思想や意思などが動揺することなくしっかりしている。
광활하다(広闊だ)
詰まったところがなく、開けていて広い
ここで特に気になったのは、「광활하다(広闊だ)」という聞き慣れない単語のニュアンス。「広い」「広大だ」とは、どのように違うのでしょうか。
韓国人の友人に確認してみたところ、ただ広いだけではなく「詰まったところがない=終わりがない、際限がない」というニュアンスが重要だということ。
なお、先ほど、英語訳では「蔓延する」というニュアンスが含まれていましたが、韓国語でも「蔓延する」といった単語や、「横行する」「はびこる」などを表す単語は別に存在します。
しかし、それらの単語ではなく「詰まったところがない=終わりがない、際限がない」というニュアンスの「광활하다(広闊だ)」という単語を使った点がこの文章の重要なポイントだと感じました。
ただ、元の言葉のそれぞれのニュアンスがわかったとしても、結局「このセリフが伝えたいメッセージの方向性」がわからないと、それに最も適した日本語の単語を選ぶことはできません。
なぜなら、翻訳とは単語一つ一つを正確に訳すことではなく、文章全体の意味を活かすことが重要ではないかと思うからです。

考察②作品のメッセージ性から考える

韓国語の単語それぞれの基本的なニュアンスを理解した上で、続いては「このセリフが何を伝えようとしたものなのか?」という観点で考察してみます。

1)直前のセリフと作品の企画意図

作家の意図を確認するには、ヴィンチェンツォの最後のセリフの少し前のセリフ(残り4:58〜「俺は相変わらず〜」から「〜埋もれてしまう」まで)がポイントになるでしょう。

要約するとこうです。(この部分の日本語訳は、ほぼ韓国語どおりです。)

自分は悪党で、正義には関心もない
正義なんて軟弱なものでは、悪党には勝てない
だから自分は(正義に代わり)クズを始末することにした

これを見ると、「悪が偉大である」というよりは、「正義なんかでは悪に勝てない」という「正義の限界」という点にポイントがあることがわかります。

この点は、番組HPでの企画意図にもはっきりと書かれています。

本作は、”法”の上に君臨し、”法精神”に逆らう、”コリアンカルテル”に対する怒りと無気力さを解消するために企画された。
本物のマフィアがマフィア方式でこのカルテルを破滅させる過程を経て、この地に深く蔓延った悪を追い出すためには、時には変則的で厳しいやり方も必要だということを言いたかった。
たとえ、それが実現不可能だとしても…!(「ヴィンチェンツォ」HP企画意図より)

なお、この「正義の限界」というテーマは、「ヴィンチェンツォ」のみならず、放送中の「模範タクシー」「マウス」といった作品でも取り扱われており、最近の韓国ドラマのトレンドの一つ。

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その背景には、

法の上に立ち、自らの利益のためだけに動く、バベルグループやチェ弁護士、南東部地検の検事たちのような財閥・官僚たちによる癒着、汚職問題
悪党を真の意味では罰することのできない、法や社会システムの限界(数年で刑務所から出てしまう、精神疾患を理由に減刑されるなど)
犯人が法で裁かれたとしても、決して癒やされることのない被害者の苦しみ
といった、実際の韓国社会での、人々の問題意識があります。
フィクションであるドラマや映画の中にも、社会的問題に対する意識やメッセージ性がしっかり含まれているのが韓国ドラマ・映画の魅力であることはこれまでもレビューを通じてお伝えしてきました。
「ヴィンチェンツォ」も、単に悪が悪を制するのを見てスッキリするだけの作品ではなく、その根底には実際に起こっている社会問題に対する問題提起が含まれているのです。
これらを振り返ってみると、作家が伝えたかった最後のメッセージは「悪が偉大である」という”悪の称賛”や、「蔓延している」という事実を伝えることではなく、「この地に深く蔓延った悪を追い出すためには、時には変則的で厳しいやり方も必要だ」という主張にポイントがあることがわかります。

2)「悪党自身」が発するメッセージ

このような作家の意図を踏まえた上で、翻訳にあたり、注目した点が「悪は善より偉大だ」の直前のフレーズ。

最後に、悪党の観点で言いたいことが一つある

わざわざ「悪党の観点で」と前置きをしたところが秀逸だな〜と思ったのですが、ここにこのドラマならではのユニークさがあります。

通常のドラマでは、悪党というのは、ラストシーンに至るまでの間に、善人である主人公に倒される、もしくは何かしらの原因で滅びるなどして、最終話の最後の時点で登場する機会自体がほとんどないもの。ましてや、このように”善人”ではなく”悪党”がラストメッセージを発する事自体、通常のドラマではありえないことです。

「悪党の観点で言いたいことがある」というこの前置きは、そんなユニークな状況を強調するようで、面白いなと感じました。

「ヴィンチェンツォ」では、「この地に深く蔓延った悪を追い出すためには、時には変則的で厳しいやり方も必要だ」というメッセージを、他でもない悪党自身の口から表現させた点が秀逸です。

ただし、あくまで悪党自身が語るわけなので、教訓のようなフレーズでもおかしいですし、メッセージを直接的に表現するというよりは、セリフを聞いた人が結果的に「だから”悪には悪”というやり方も必要なんだ」という感覚になるような表現にする必要があります。

悪党であるヴィンチェンツォ自身が”悪”について語っているという前提を守りつつも、作家の伝えたいメッセージを折りこみ、聞いている側(主に韓国視聴者)の問題意識=正義の限界を刺激するような表現を考えなければなりません。

直前までのセリフの内容(↓再掲)からの流れがあり、

自分は悪党で、正義には関心もない
正義なんて軟弱なものでは、悪党には勝てない
だから自分は(正義に代わり)クズを始末することにした

その上であえて、「悪党の観点で一言言いたい」と前置きしたセリフであることを踏まえると、どのような表現が最適解なのか?

結論:私ならこう訳す

ということで、私は最終的に、このように訳してみました。

悪はしぶとく、果てがない

このフレーズだけだと、もう少しインパクトがほしい感じもあるのですが、現在の日本語訳よりも、作家の伝えたかったニュアンスを生かした表現ではないかと考えました。

一番悩んだのは、前半の견고하다 (堅固だ)の部分の訳。

言葉の意味どおりに、単に悪の強さや強固さを強調する表現(強大、堅固など)だと、悪の強さが必要以上に強調されてしまい、本来伝えたい「悪に悪というやり方も必要だ」というニュアンスが薄れてしまう気がしました。

そこで、「しぶとく」と意訳することで、「悪を退治しようとする存在を意識させるニュアンス」をもたせ、結果として「悪は退治しても、退治しても終わりがないのである」→「生ぬるいやり方では決して悪は無くならない」という作家のメッセージがより伝わるのではないかと考えました。

「果てがない」にくらべると、「しぶとく」の部分はもっと他に良い表現がないかな〜とも思うのですが、現時点ではベストではないけど私なりの最適解かなと思っている表現です。

もちろん「これが正解」というわけではありませんし、どちらかというとフレーズそのものよりも、これまでの考察を通じて、作家がこの作品を通じて伝えようとしたことが、より伝わる助けになると良いなと思います。

なお、自分でゼロから翻訳してみると、作品のラストシーンのセリフであるがゆえにどうしても、決め台詞っぽくしたくなる感じがあり、韓国語字幕にもない<>を付けて、<悪は善より偉大だ>という、極端で短い表現でシメようとした翻訳者さんの意図も理解ができた気がしました。

今回、韓国語がわかる日本人のドラマオタク(私)と、日本語がわかる韓国人のドラマオタク(友人)がどちらも「ヴィンチェンツォ」の内容を踏まえた上で議論し、自分たちの語彙力の範囲でできるだけ作家の意図に近づけた表現を考えてみましたが、いかがだったでしょうか?

少しでも作品の理解の参考になれば嬉しいです…!

おまけ解説:愛の告白とぶどう畑

最後のセリフと同じぐらい、「どういうこと?」となった人が多かったのではないかと思う、ヴィンチェンツォの愛の告白についてはこちらで解説

そしてもう一つ。最終話で、遂にチェ弁護士とチャン・ジュヌへの復讐を果たした直後に、チャヨンがぶどう畑に行くシーン。

このシーンの意味自体はおわかりの方も多いはず。

そうです、「ここにチェ弁護士とチャン・ジュヌの死体を埋めた」ということを暗示しています。ただ、ここでも少し、字幕だけだと演出が伝わらないかもな…と思う部分があるので、補足します。

まず、ここに死体が埋められたということは、2話のシーンのセリフとつながっています。2話でヴィンチェンツォがバベル建設の担当者に言ったセリフ。

これがイタリアだったら、お前はブドウ畑の肥料にされてた。そして安物のワインとして売られるんだ

そして、それが最終話のこのシーンのチャヨンのセリフ

安物のワインを作ってあげる

とつながっており、「死体がブドウ畑の肥料にされた」ということを暗示しています。

なお、このチャヨンのセリフについても、字幕では伝わりにくいニュアンスがあります。

このセリフ、韓国語では

싸구려 와인으로 잘 만들어 볼게요
と言っており、私はここで、「으로」を聞いて「あ〜ワインの肥料にしたのね」と思いました。
「으로 (~に)」は、”変化”を表す意味があり、単に「安物のワイン”を”作る」というより、「(何かを)安物のワイン”に”かえる」というニュアンスが含まれており、これにより「安物のワインに変化する何かがそこにある感じ」を匂わせる台詞となっています。
韓国語の雰囲気を活かすとしたら、「安物のワインにでもしてみるわ〜」みたいな感じでしょうか。

さらにもう一つ、着目したいのは、この看板のヴィンチェンツォの名前の下の1+1という表示。

こちら、韓国旅行によく行かれる方なら、ご存知かもしれません。「ワンプラスワン」と読み、コンビニなどで「1つ買ったら1つおまけで付いてくる」ことを意味するものです。

1+1の商品は、お得意であると同時に、「値下げしてる、安く売り払いたい商品」というイメージもあります。
日本なら価格を半分にするところ、値下げするのではなくもう一つ無料でつける(=結果、1つあたりの価値は半分)のが韓国スタイルなわけです。

そのため、先ほど紹介した2話のヴィンチェンツォのセリフでも、日本語字幕では訳されていませんが、実は韓国語では「安物のワインとして1+1で売られるんだ」と言っています。

この最終話のシーンでは、看板にさりげなく「1+1」と表示することで

1+1で売られるような安物のワインの肥料程度にしかならない悪党が埋まっている
チェ弁護士とチャン・ジュヌの二人が埋まっている

という両方を暗示するという、シュールな演出が施されているんじゃないかな〜と私は感じました。

あくまで私の解釈ですが、皆さんはどう読み取られたでしょうか?

こういう文化背景や細かいニュアンスがわかるのが韓国語を勉強する楽しさ。

もし、韓国語勉強しようか迷っているという方がいたら、今回をきっかけに、ぜひ韓国語の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。韓国ドラマが何倍も深く楽しめますよ〜。

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*画像はtvNからお借りしました。