【ドラマレビュー】SBS『30だけど17です』/観て幸せになる癒しドラマ

この夏にハマった韓国ドラマについて紹介したいと思います。個人的には、今年一番のドラマかつ、今まで見た韓国ドラマの中でTOP3に入るほど、ハマりました!!韓国ドラマ好きの方は、お付き合いください(^^)(ネタバレなしです)

SBS『30だけど17です』/서른이지만 열일곱입니다

韓国のネット掲示板でも、回を追うごとに

・毎回、とても癒される…ヒーリングドラマ!!
・主役二人(シン・ヘソン/ヤン・セジョン)の演技が神がかっている!!

と話題になっていました。
大ヒット!!というわけではないですが、回を追うごとに「見始めたら面白かった」という人が増え、月火ドラマの中ではトップの視聴率を記録し、ついに最新話で12%を越えました。

どんな内容?

ざっと、あらすじを紹介します。

『30だけど17です』あらすじ概要

17歳の時、ある事故にあった少女ソリ(シン・ヘソン)が昏睡状態のまま眠り続け、30歳になったある日、目を覚まします。

目を覚ましてみたら、家族も友達も、誰も知り合いがいなくなっていました。
バイオリニストになる夢も、家族も友達も、何もかも失ってしまったソリ。

記憶をたどり、何とか自分が住んでいた家を訪ね、その家の住人、ウジン(ヤン・セジョン)と一緒に住む甥っ子のチャンに出会います。
ウジンもまた、13年前に同じ事故がきっかけて、他人に心を閉ざしたまま生きていたのでした。最初はウジンの強い反対にあいながらも、ソリの家族が見つかるまで一緒に住み始める3人でしたが…

ということで、女性主人公ソリは、30歳だけど17歳のような純粋で、天真爛漫なキャラクター。男性主人公ウジンは、30歳だけど17歳で時が止まってしまったような、心に傷を抱えたぶっきらぼうなキャラクターです。

過去の傷を引きづった主人公たちが、幸せを探していく話なので、心の傷にまつわる描写はとても繊細。一方で、各キャラクターがとても愛らしく魅力的なので、ラブコメディの要素もあり、そのバランスが絶妙なのです。

一番の見どころは、ソリに出会ったことで、心を閉じていたぶっきらぼうなウジンが、少しずつ本来の明るさを取り戻していくところ。単なるラブコメほど軽くなく、観ると「自分も前を向いて進もう」と思わせてくれるような素敵な作品です。

作品紹介・要約(HPより)
多くの人たちは、もう過ぎ去った後悔のために目の前にある別の幸せを見ないまま生きていく。このドラマは、事故で人生が変わってしまった二人が出会い、新しい幸せの門を開いてみようと努力する物語だ。

次世代スター2人の素晴らしい演技力

実は、初めて見たとき、私は主役の2人とも全く知りませんでした。が、回を重ねるごとにその素晴らしい演技力に魅了されハマりました。2人とも、韓国でも、認知度がまだそこまで高い俳優ではないようです。(韓国人の知り合いに、名前を言っても分からず、写真を見せてようやくわかる感じでした)

女性主人公のシン・ヘソンは、女優の中では「平凡な顔」(ヒドイ笑)と言われ、これまでも脇役が多かったのですが、(「彼女はキレイだった」にも出ています)その演技力が買われ、2017年の「黄金色の私の人生」というドラマで初めて主役を務めたそうです。(つまりまだ、これが主役としては2作目なのかな?)

確かに、ものすごい美人なわけではないのですが、スタイルが良くて、とても透明感があります。ちょっとしたしぐさが、本当に高校生みたいでカワイイ。天真爛漫な女性主人公って、私はちょっと苦手な場合も多いのですが、脚本のすばらしさと、シン・ヘソンの演技力で、嫌みがなく、とても愛らしいキャラクターになっています。

男性主人公のヤン・セジョンは、デビューが2016年で主人公は2作目という、本当にまだ新人の俳優さん。2017年に4本もの作品に立て続けに出演し、その演技力の高さから「怪物新人」「演技の天才」と評されているそう。

私も、今回めちゃくちゃ彼にハマりました!(今、一番好きな俳優!!)
声もとても良いのですが、目の演技が特に素晴らしいです。目の動きだけで感情の変化が伝わってくる、名シーンがいくつもあります。

ウジンは心に傷を負い、とても繊細な部分があるのですが、その奥にはどっしりとした男らしさとブレない軸を持っている、魅力的なキャラクターです。ネットの書き込みでも「カッコいいけど、たまに抱きしめたくなる」と書いている人がいたのですが、まさにそんな感じ。

男らしさ全開の紳士、とかお金持ちの御曹司、みたいないわゆる、ザ・韓国ドラマの主人公とは違うのですが、そこが逆にリアルで、ヤン・セジョン自身の雰囲気とも一致していてハマり役だと思います。

30歳なのに17歳のような、不器用で純粋な2人のやり取りは、いつも可愛らしいシーンが多いのですが、1つだけ紹介します。ウジンがトラウマを思い出して倒れた後、ソリがウジンを心配するシーンです。

ネットの書き込みを見ても、ドラマの展開そのものよりも、私のように、2人の演技力に惹きつけられてハマっている人が多いようです。

繊細で丁寧な脚本と演出

主役2人の演技力に加え、脚本と演出も素晴らしいのが『30だけど17です』の魅力。

脚本は、チョ・ソンヒ(「彼女はきれいだった」他)、
演出は、チョ・スウォン(「ピノキオ」「君の声が聞こえる」他)

演出のチョ・スウォン監督は、イ・ジョンソクの主要ドラマをほとんど手掛けている人なんですね~。

私が一番好きな韓国ドラマが「ピノキオ」で、同じように「演出が丁寧で素晴らしいなあ」と思っていたので、今回このドラマにはまった理由がわかりました。ちなみに「彼女はきれいだった」もハマったので、脚本と演出を基準に観ると、大体好きなドラマに当たるのかもしれませんね。

脚本と演出のすばらしさを言葉で伝えるのが難しいのですが、私が特にお気に入りのシーンを1つ紹介します。今度は、ソリが落ち込んでいるところに、ウジンが何も言わずにやってきて慰めるシーンです。

何でもないシーンの描き方がとても丁寧。主人公たちの心の動きが伝わってくるような素敵なシーンにいつも引き込まれて、終わった後も何回も見返したくなります。

まとめ

ということで、決して派手な内容・役者ではないのですが、味があって何度でも見返したくなるような作品です。
最後の最後まで、本当に素晴らしくて、幸せな気分になりました。ほんと、このドラマは「優しくて幸せになるドラマ」という表現がぴったりです。単に物語が終息するだけではなく、畳みかけるように、作家が伝えたかったメッセージが細部にちりばめられ、観てよかったと思わせる素敵な終わり方でした。

もう、ヤン・セジョンが素敵すぎた!!あの繊細で優しいウジンのキャラクターは、彼以外ではできなかったのではと思います。韓国のネットでも、彼の演技力を評価する記事が早速上がっていました。次の作品が楽しみです。

この作品で、2人はますます人気が高まってこれから良い作品にどんどん恵まれること間違いなし!と思います。年末の演技大賞で、ベストカップル賞も期待できそう!

ヤン・セジョンの前作『愛の温度』が日本で放送され、10月に日本で1stファンミーティングも開かれるので、おそらくこの作品も日本で放送されるはず…!韓国語でドラマを見ている方は、ぜひ一度SBSのサイトで見てみてくださいね~!

このドラマについて語りたいのですが、ほかに観ている日本人の知り合いがいないので、『30だけど17です』観てるよ~!という方は、ぜひコメントください!笑

追記

日本でもきっと放送が…と、書きましたが、早速KNTVで11月3日から放送することが決まったそうです!やった~!!

ヤン・セジョン&シン・ヘソン主演「30だけど17です」11月3日よりKNTVにて日本初放送が決定!

そして…あまりに、ヤン・セジョンにハマりすぎて、10月19日に日本で開かれた1stファンミーティングにも参加して来ちゃいました!その様子はこちら↓

One more Korea

今日はヤン・セジョンの日本でのはじめてのファンミーティングに行って来ました! とにかく、誠実で優しくて可愛いヤン・セジョ…

※画像はすべてSBSからお借りしました。ⓒSBS & SBS I&M

『30だけど17です』/서른이지만 열일곱입니다
  • SBSにて毎週 月・火 22:00~
  • SBSホームページ(韓国語)
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