明洞や東大門は行ったことあるけど、それ以外は知らない…という友達を連れて行って、毎回満足度が高い広蔵市場。「どこの屋台で何を食べたらいいか?」という具体的な楽しみ方を紹介します!
昼ごはんを兼ねた遅めの朝ごはん(10時以降)で行くのがおすすめです。
・現地の庶民の味が味わえる。新大久保にもありそうな料理に飽きたらココ
・日本ではもう、お目にかかれないユッケも食べられる!
・カタコトの韓国語でおばちゃんと交流するのも楽しい
・バラマキお土産に最適なアレが安く買える!
屋台の楽しみ方ポイント
1号線の鐘路5街の8番出口から、一番近い入り口から入ります。こんな感じで真ん中には屋台が並んでいます。
行くと「たくさん屋台があるけど、どこが美味しいの?!」と思うと思います。
まず、エリアによって食べられる料理が違います。ざっと、
①真ん中から左側のエリア:麻薬キンパ、トッポッキ、マンドゥ(餃子的なもの)、チャプチェ、スンデなど
→初体験の友達には、だいたいこのベーシックな食べ物が喜ばれます。
②真ん中から奥側のエリア:グクス(うどん)、ビピンパなど
→韓国人が多いです。しっかり食べたい時はこちら。
という感じです。正直、あまり味は違いがない気がします。違うのはおばちゃんの愛想と日本語力ぐらいかな…?笑
私は大体、お客さんがたくさん座っている店を選びます。
また、屋台の両側には店舗を構えたお店が並びます。
ポイントは、
・(2人で行く場合)基本は屋台。マンドゥ&チャプチェなど。
麻薬キンパは専門店で注文。トイレは公衆のものを使う。
・(人数が多い場合)基本は屋台。お腹に余裕があれば店舗に入り、
ピンデトックやユッケ楽しむ。店舗ではついでにトイレもお借りする。
・食べ終わったら、お土産やさんに向かう
私は、いつもこのパターンで楽しみます!
オススメ周り方①:屋台でおかずを楽しむ
まず、最初にどこか屋台を決めて座りましょう。人がたくさん入っている、真ん中に近いお店がおすすめ。
おばちゃんに人数を言うと、ここに座ってと言われ、メニューをくれます。大体どこの屋台も、メニューには日本語が書いてあります。
ここでは、私が良く利用する、真ん中から左側の屋台(ベーシックな料理の屋台)を例に紹介します。
ここで注文するオススメは、マンドゥとチャプチェ!
マンドゥは「焼き」タイプと「湯で」タイプがありますが、おすすめはこちらのゆでタイプ。普通の具材と、キムチベースの具材のものが2種類混ざって出てきます。赤いキムチベースのものもそんなに辛くないから大丈夫。
奥の餃子っぽいのが、「焼き」マンドゥ↓
ほとんどの友達は、ここでトッポキも頼みますね。(ただ、お腹がいっぱいになりやすい人は、トッポギは我慢することをお勧めします。)
なお、こちらが広蔵市場名物の、麻薬キンパ。
もちろん麻薬の味がするわけではなく、食べだしたら止まらないということでこの名前がついたそうです。ごま油が効いていて、優しい味。
時間があるときは、麻薬キンパ専門のモニョキムパッで食べるのがおすすめ。(市場の真ん中あたりにあります。)
ここで間違いなく、取り皿が欲しくなるので、「アッチョプシ ジュセヨ~」というと出してくれます。(おばちゃんの機嫌が悪くない限り 笑)
ちなみに、お水も言えばくれますが、できればペットボトルの水を持参するのが良いです。持参と言えば、ウェットティッシュも必須ですね!
こちらは、真ん中から奥側のうどんやビビンバなどが中心のお店のメニュー。
夏のお勧めはこちら、열무냉면(ヨルムネンミョン)。他にも色々食べるなら、1つ注文して2人でシェアすればちょうどよいです。
食べ終わたら「ケサネ ジュセヨ~」と言えば、値段を教えてくれます。(数字が苦手な方は、メニュー表であらかじめ計算しておけば安心!)
食器はそのままで大丈夫なので、「カムサハムニダ~」と言って去りましょう。
トイレの場所
なお、屋台を周ってトイレに行きたくなった場合は、こちらご参考にして公衆トイレをご利用ください!想定以上にキレイだったので、安心して利用できます♪
以前、広蔵市場での楽しみ方をこちらでご紹介しましたが、[sitecard url=https://onemore-korea.site/meal/180730-2/]屋台を周っていると、かなりの確率で、途中でトイレに行きたくなります。。[…]
オススメ周り方②:店舗でピンデトック
3人以上などの場合、もしくはがっつりお昼も兼ねた食べる場合は、屋台で楽しんだら、両脇の店舗でピンデトック(緑豆チヂミ)を食べましょう!
普通のチヂミより分厚くて、サクサクしていて食べ応えがあります。豆を臼で引いた生地に、もやしや野菜が入っていてヘルシー。
市場に入った時から、沢山の屋台で焼いているので、「あれおいしそう!」と気になるのですが、屋台ではテイクアウトだけのところが多く、その場で食べるのであれば、屋台の両側のお店に入るのがおすすめです。
私が、おすすめするのは真ん中から左側にちょっと行ったところにある、この「ノクトゥピンデトック」。
韓国人の知り合いに連れてきてもらった店で、味は間違いなし。しかも、お店がきれい(トイレもきれい)なのです。(そしてカード払いも可もうれしい)
メニューはこんな感じです。
「ピンデトク」を頼みます。結構大きめのものが出てくるので、2人で1つで充分です。お水もセルフで、ウォーターサーバーがあるので、水を持ってき忘れた場合は水分補給もしましょう。食べ終わったら、きれいなトイレでトイレも済ませておくとよいです。
オススメ周り方(番外編):ユッケを食べたい人はユッケ街へ
日本では、規制がきびしくなってしまったユッケ。広蔵市場では、美味しいユッケが思いっきり食べられます。
「ユッケが食べたい!」という方は、ビンデトックか屋台を我慢して、ユッケ街に行ってみるのもおすすめです。
オススメは、このタコ入りユッケ!なんとタコは動いてます!
ユッケナッチタンタンイ(ユッケと生きているタコ)/ 육회낙지탕탕이
これで1皿、2000円くらい(お店によって違います)動いているタコが苦手な方はユッケだけ、もありますのでご安心を!
この写真は、私が先日韓国人の方に連れて行ってもらったこちらのお店。
“ユッケチャメチッ”(直訳するとユッケ姉妹店?)
他にも、ミシュラン掲載の「プチョンユッケ」というお店も有名のようです。
ぜひ行ってみてください!
オススメ周り方③:話題のお土産を安くゲット!
さあ、お腹いっぱい!となったら、最後にばらまき用のお菓子を買います。
毎回友達にお勧めしているのが、こちらのハニーバターアーモンドシリーズ。毎回買って帰った友達が、自分で食べて「止まらくなった」とハマる一品。私も部屋に常備しています。笑
韓国のバラまきお土産で、満足度が高いのは間違いなくこれじゃないでしょうか!?
でもこれ、スーパーや空港で買うと、ものすごく高いんです!色々見て回りましたが、市場で買うのが一番お得!
↓こちらがバラまき用で、10個入りで10,000ウォン。
↓こちらが自分用で、5000ウォン。
なお、おすすめのお店が、市場の真ん中から、8番出口方面(最初に来た入り口)に向かう途中の左手にある、こちらのお店。
おじさんとおばさんが、とてもやさしくて親切なんです!
言えば、試食もさせてくれて(しかもいろんな味全部)、買ったらオマケにヤクルトもくれました!笑
一度、この店がお休みだったことがあったのですが、その左隣の店も、値段が同じくらいで優しかったので、このエリアでお土産は買うべし!です。
まとめ
今回は、私が良く友達を連れて回るコースを具体的にご紹介しました!食べるものは、これ以外にもトックやビピンパ、野菜の揚げ物などほかにもいろいろあります!屋台と店舗をうまく使い分けて、周るのがおすすめです。
最近は、同じような市場が各所にできているのですが、初心者がまず屋台を楽しむのには、こちらの広蔵市場が一番おすすめだと思います。東大門や景福宮、仁寺洞にも近いので、そのあたりを観光する日の午前中に立ち寄るのはどうでしょうか。お店は大体10時ごろから空いていますので、行ってみてください!
・1号線 鍾路5街 8番出口から徒歩1分
・うまいもの通り営業時間 10:00~23:00
※日曜日もやっています(お店によっては休業)
・Konest紹介記事