今日は、まもなく19日から日本でもAbemaTVで放送が始まる「PRODUCE48」というオーディション番組について紹介したいと思います。
こちらは、韓国で6月から8月末まで放送され、私もめちゃくちゃハマりました!
おそらくいつもブログを見ていただいている方は、ドラマや映画ファンの方のほうが多いのかなと思いますが、「バラエティはあんまり見ない」「K-POPはそこまで詳しくない」という方にも是非見ていただきたい番組です。きっと、見始めるとドラマと同じくらい続きが気になると思います!
とはいえ、リアルタイムでは、有料のM-netに加入しないと見られなかったのですが、12月19日からAbemaTVで放送するということで、ついに日本でも無料で見ることができます!(AbemaTV素晴らしい!!)
韓国で放送している間、周りに見ている人がいなくて残念だったので、ぜひ日本放送で同じようにハマる方が出てくると嬉しいです!
番組概要
この「PRODUCE」シリーズは、基本的にオーディション番組。各事務所からデビューを夢見る練習生が、初めに総勢100名ぐらい出演します。番組の中で課題を課されながら、視聴者投票で順位をつけていき、最終的に残った10名前後がデビューできる、という流れです。今回のシーズン3では、96名の中から、最終的に12名がデビューします。
今回、シーズン3となる「PRODUCE48」では、初めて、韓国の練習生だけはなく日本からも練習生が参加しました。しかも、すでにAKBグループでデビューしている子たちが36名です。
総選挙でも圏外となるような無名の子から、宮脇咲良、松井珠理奈といった人気メンバーまで参加しました。
見どころ①パフォーマンスまでの裏側
「オーディション番組」というと、100名がそれぞれライバルなわけで、1人1人のシビアな戦いなのかなと思って見始めたのですが、実はそうではないところが面白いんです!
日本でオーディション番組と言えば、どんどんチャレンジャーが出てきて、パフォーマンスをして辛口審査員に評価されるという感じのものが主流ですよね。
PRODUCEシリーズでは、課題は基本的に、グループでのパフォーマンスがメインです。毎回異なるメンバー同士でグループを作り、リーダーやセンターを自分たちで決めていきます。その過程が事細かに撮影されていて、個人インタビューも挟みながら進んでいくので、パフォーマンスに至るまでの葛藤、頑張りの過程が見られるのが面白いんです。
それぞれの性格・キャラクターや、得意・不得意などがだんだんわかってくるので、パフォーマンスを見るころにはすっかり母心になってしまいます。
「グイグイ他人を蹴落として」という感じなのかと思いきや、そんなことは全然なくて、みんないい子なんです。とっても。他人というより、ひたすら自分自身と戦っている感じに、心打たれます。
見どころ②愛のある先生たち
その過程でもう一つ、見どころなのが、ダンスや歌の指導をしてくれる先生たちとのやりとり。その道のプロで、基本的にみんな辛口で厳しいのですが、めちゃくちゃ愛があるんです。
特に、パフォーマンスの技術的なところよりは、「自信」「何を伝えたいのか」といったメンタル的な部分をズバりと言い当てて、愛のある言葉で叱咤激励してくれます。いや~、いい先生たち。日本人の先生はこうは出来ない気がします。笑
パフォーマンスがうまい人=指導がうまい人では、必ずしもないと思うのですが、この番組では、愛のある的確な指導ができる先生たちがそろっているのも見どころ。
ちなみに、今回はメインの司会が、ドラマでおなじみのイ・スンギです。彼の人柄の良さも垣間見られるので、イ・スンギ好きの方にもおすすめです!
見どころ③日韓の実力・アイドル像の違い
そして今回の最大の見どころが、やはり日本と韓国の若者たちが一緒にデビューを目指す、というところ。
日本の子たちのほうがすでにデビューをしているので、ある意味先輩なわけですが、まず最初の放送で、AKBグループの子たちが先生からコテンパンにやられます。笑
あなたたち、日本ではデビューしてるのよね?オーディション受けたのよね?
どこに魅力があって合格したのか、全く理解できない。
しかし、日本でもデビューしているFTISLANDのイ・ホンギが、ここで「日韓のアイドルの違い」を説明します。
もう、この初回を見るだけでもめちゃめちゃ面白いです。
日本と韓国では、アイドルに求められていることや、育成のシステムが全く違うことがわかります。
ということで、日本と韓国の練習生では、明らかな実力差があるところからスタートします。しかし、練習を重ねていくうちに、実は日本の練習生のほうが優れている部分があったり、急に頭角を現す日本人が出てきたりします。これも見どころです。
なお、日本から参加しているAKBグループの子たちは、ほとんど韓国語ができません。韓国の練習生も日本語ができるのは一部の子。この状態で一緒にグループを組み、パフォーマンスを作り上げていきます。ちなみに、期間中は、寄宿舎で寝泊まりも一緒です。
もっとギスギスしたりするのかと思いきや、同じ夢を目指す者同士、お互いに助け合いながら、身振り手振りで交流して、だんだん友情が生まれていくんですよね。
何より、韓国好きとしては、こうやって日韓の若者が、お互いに変な偏見を持ったり、壁を作ることなく、手を取り合って一緒に頑張る姿に、なんだかうれしい気持ちになります。(放送に映らないところには、色々あるんでしょうが)
見どころ④K-POP人気曲と圧巻のパフォーマンス
そしてやはり、パフォーマンスのステージは圧巻。「え、これデビュー前なの?」というぐらいのクオリティのパフォーマンスが続出します。話題になったパフォーマンスはいくつかあったのですが、、ネタバレしない範囲で、皆さんに分かりやすいのがこちらのメリクリのステージ。AKBの子たちも頑張っています。
メリクリは、BoAが日本で出した曲なので、逆に韓国では知られていなかったようで、これがきっかけで韓国で「何このいい曲!」と話題になったそうです。
私は、K-POPについては、BIGBANGなどの第一次世代?で止まっていたので、最近のK-POPの曲にはあまり詳しくなかったのですが、この番組のおかげで、だいぶ詳しくなりました。主に、最近のヒット曲が課題曲になるので、見ているだけでK-POPにもちょっと詳しくなれます。
視聴後にcheck!の情報
なお、少しだけ、ぜひ視聴後にみていただくと良い情報も紹介しておきます。
まず、こちらの記事。この番組を通じて見えた「日韓のアイドルの違い」について鋭い視点でまとめられています。すごく共感、納得です。
★『PRODUCE 48』は“JK-POP”の生みの親になるかもしれない〜日本のアイドルに足りなかったこと〜
また、最終的にどの12人がデビューしたか?は、実はすでにIZONE(アイズワン)という名前で、先日のFNS歌謡祭にも出演していたので、ご覧になった方もいるはず。みんな可愛いし、パフォーマンスも素晴らしい!!
↓IZONEデビュー曲のMV(ネタバレしたくない方は、視聴後にご覧ください)
AbemaTVでの放送時間・視聴方法
AbemaTVでの放送時間はこちらです。(公式サイトからお借りしました)
パソコンまたは、スマホアプリをダウンロードして見てくださいね。
12月19日(水) よる9時放送開始!
毎週(水・木)よる9時~無料放送
※編成上、放送時間は変更となる場合がございます。ご了承のうえ、視聴と予約の際にはご注意下さい
なお、ネットなのに放送時間が決まっているところが難点のAbemaTVですが、各話放送終了後、1週間以内であれば、無料で好きな時に見ることができます!
まとめ
というわけで、見どころがたくさんのPRODUCE48。結果的にデビューしたIZONEは、一部では「TWICEを超えるのでは」なんて言われているので、もしかしたら1年後の年末には、紅白にも出て有名になっているのかも!?1話の最初の評価を受けるところだけでも、ちょっと見てみると面白いですよ~!
韓国ドラマ以外の番組を、日本で字幕付きで無料で観れられる機会があまりないので、「普段はドラマメイン」という方も、是非この機会に見てみてくださいね〜!「ハマった!」という方は、ぜひコメントいただけると嬉しいです。笑