韓国ソウル在住ブロガーMisa2021年3月17日から3週連続でCSテレ朝チャンネルで放送予定の「韓ドラにサランヘ〜深すぎるロケ地巡り旅〜」に番組ガイド役で出演します!番組の概要・放送スケジュール皆さんに[…]
ロケ地①サムサンテック
まず最初にご紹介するのは、「スタートアップ:夢の扉」のロケ地の中でも一番オススメな場所。
ドサン、ヨンサン、チョルサンの夢が始まった場所、サムサンテック創業の地。
この場所はなんと、皆さんもよく訪れる1・4号線 東大門駅の4番出口から徒歩5分ほどのところにある東大門靴問屋街B棟の屋上(6F)にあります。
4番出口から出て前方すぐに見える角を右折し、チョンゲチョンが見えるまで歩いて右折。すぐに右手にあるこの建物の6階です。
建物への入り口はこちら。タオルやさんの隣のカラフルな模様が目印の入り口。
ここを入るとすぐに右手に見える、ガラスのドアを開けて上がる階段で上に登っていきます。
階段を登っていくと、途中までは靴売り場、住居も一部入っています。(誰でも入れる場所なので問題ありません)
階段登るのはちょっと疲れますが…一番上の6階まで上りきって右側に。
屋上に出て振り返ると…サムサンテック〜〜〜〜!!!
ほぼ、ドラマ当時のままの形で残っています…!
ドラマの時から思っていましたが、この建物、顔みたいに見えますよね(窓二つが目、扉が口)
水色の扉の上あたりが「サムサンテック」の看板があった位置ですね…!(今、看板は、ドサンの両親の家のリビングに〜)
看板の前では、あの衝撃のPR動画を撮影をしたシーンもありましたね。
ドラマでは、左側の階段を登ったところが入り口でした。登ってみて、中をちょっと覗いてみましたが、中は雑然としていて今は使われていない様子。
建物の中のシーンは、通常はセットで撮影されることが多いのですが、覗いてみると意外とドラマの雰囲気と似ていたため「もしかして、中もここで撮ったのかな…?」ということがとても気になりました。
これについては実は「韓ドラにサランヘ〜深すぎるロケ地巡り旅〜スタートアップ:夢の扉編」のインタビューで、ヨンサン役のキム・ドワンさんにお会いしたときに、インタビュー終了後に直接聞いてみました…!
「サムサンテックのロケ地に行ってきました〜」と言いながら、「中のシーンはあそこで撮ったんですか?」と聞いたのですが、やっぱり中は別のセットで撮影したんだそうです…!(スッキリ!)
なお、この事務所の入り口と言えば、11話でドサンとダルミが入ろうとしたら、チョルサンとサハが実は中にいたというシーンを思い出します。
そして、建物向かって右側は、
創業前にチョルサンが務めていた会社でランサーウェアにかかってしまい、思いつめて飛び降りようとした6話のシーン
左側は、12話でヨンサンがコーヒーを落として下を眺めていたら、ドサンが飛び降りるのかと勘違いしたシーン。
実際はこちら
本当にたくさんのシーンが浮かんできます。ドラマの映像を見返してみると、撮影にはドローンやクレーンを多用していることもわかります。
そして、エレベーターもなくて狭いこの場所に撮影機材を運んで、俳優たちも皆あの階段を登ってきたと思うと、撮影はなかなか大変だったのではないでしょうか。
また、番組撮影時にディレクターさんが「屋上に電波を受信する機械があるせいで、音声が乱れて困る」と言っていたので、ドラマ撮影時も音声さんは苦労されたのかもしれません。
ということで、訪れてみると、ドラマのシーンそのままの場所であることに感動したのと同時に、撮影の苦労を伺い知ることができました。
ちなみに、ドラマでは、ドサンたちが「焼き肉の匂いがするのをおかずにご飯を食べた」と言っていましたが、実際は…!?
是非、現地を訪れて確かめてみてくださいね。
地下鉄1・4号線 東大門駅 4番出口から徒歩5分
住所:서울특별시 종로구 청계천로 307
ロケ地②SANDBOX
続いては、ドラマのメインの舞台となった韓国のシリコンバレーことSANDBOX。
シーンによって何箇所もの別の場所を組み合わせて撮影しているのですが、ここで紹介するのはSANDBOXのシーンで一番多く撮影に使われたこの写真の場所!
ドラマで川に浮かぶ楕円形の島にある設定でしたが、実際もこのように漢江に浮かぶ島、ノドゥル島という場所で撮影が行われました。
ドラマでのこのカットは多少CG加工されていますが、実際のノドゥル島もこんな感じです。
最寄り駅は、路線図の下側(汝矣島と高速ターミナルの間辺り)にある地下鉄9号線のノドゥル駅から徒歩14分。
地下鉄の駅の2番出口をでて、進行方向を道なりに進み、橋を渡ってしばらく歩くと到着します。
なお、ノドゥル島まで行くこの橋もドラマでは登場しました!ソ・イスクさん演じるユン・ソナク代表が、橋の手すりに白い花が飾られているのを見つけるシーン。
ノドゥル島側まで歩いたところで、後ろを振り返って撮った写真がこれ。
ドラマのカットからも、このあたりではないかと思われます。
なお、手すりの部分にはよく見ると自殺防止のフレーズが書かれています。
「あなたはかけがえがない」など、歩きながら見ると、語りかけるような文章になっています。
ここは写真にもあるように、金色の63ビルディングがよく見え、橋の上からとても美しい風景の写真が撮れます。
そして、10分ぐらい歩くと、いよいよノドゥル島に到着!!
この文字のオブジェは移動できない感じになっているため、ドラマではこれを一つ一つ箱で覆った上で、SANDBOXという表示にしたことがわかります。
この場所は、2019年に自然生態林と音楽をテーマとする複合文化空間としてオープンし、多くの公演などが開催されている場所です。
SANDBOXについては、見どころポイントが多いため、別記事にて詳細の位置などを説明したいと思います。
地下鉄9号線 ノドゥル駅 2番出口から徒歩14分
住所:서울특별시 용산구 양녕로 445
ロケ地③ジピョンが告白したククスや【閉店】
※2022年7月追記:閉店していることを確認しました(涙)当時の様子を記事でお楽しみください。
続いては、ジピョンファン必見の10話のこのシーンのロケ地。
ダルミに気持ちを伝えるジピョンが「ククスを混ぜながら言うことになるとは思わなかった」というセリフも印象的なこのシーン。
こちらは、地下鉄2号線 弘大入口駅3番出口から徒歩15分ぐらいのところにある、
マンヒャンビビンククス 西大門店で撮影が行われました。
撮影に使われたのは、入り口の左手の窓側・真ん中の席。横のガラスに撮影時の写真を貼ってくれているので、わかりやすいです。
ドラマのシーンでテーブルの横にあった植物は、実際にもあります。
今は特に、在韓外国人のお客さんがロケ地として訪問することが多いそうで、毎回聞かれるので撮影時の写真を貼ってわかりやすくしたそうです。
キム・ソノが撮影前にメイクしてる時の写真もありますね…!
こちらがサイン…!
撮影時の食べ物は、制作陣が用意してきたものを使うことも多いのですが、このシーンでは実際にお店の看板メニューであるビビンククス(비빔국수):6500ウォンが撮影に使われたそうです。
メニューはよく見ると日本語も書いてあるので、わかりやすいですね。
こちらがドラマのカット
こちらが実際のビビンククス!ジピョンのように、よ〜〜く混ぜてから食べます。
見た目からもわかるかもしれませんが、これ日本人にとってはなかなか辛いです(笑)美味しいけど!
オススメは、マンドゥを一緒に注文すること…!辛い〜〜と思ったら、マンドゥで箸休めするのもよし、辛いのが大丈夫な人は、マンドゥをビビンククスの汁につけて食べるのも美味しいです。
私が日本人の友達と二人で行くとしたら、一つはドラマの通りビビンククスを頼み、もう一つは辛くないチャンチククス(잔치국수)、そしてマンドゥを1種類頼むと思います。
お店のおじさんによると、やはりキム・ソノはとても礼儀正しくて印象が良かったそうですよ〜〜!
ホンデの駅から歩いて行けるので、ジピョンファンの方は是非訪れてみてくださいね!
地下鉄2号線 弘大入口駅3番出口から徒歩15分
住所:서울특별시 서대문구 연희로 60
営業時間 10:30〜21:00
ロケ地④ダルミのおばあさんのお店
続いては、1話のメインの舞台となった、ダルミのおばあさんのホットドックやさん…!
こちらは、先ほどの弘大入口(ホンデ)のお隣の駅の、合井(ハプチョン)駅にある、
ハプチョントン(합정돈)というお店で撮影が行われました。
駅からのルートはこちら。駅から徒歩15分ほど。
韓国ソウル在住ブロガーMisa「スタートアップ:夢の扉」のロケ地の中から、1話で登場した桜並木(2か所)に実際行ってきました!美しすぎるロケ地の様子を動画付きで紹介します!★オンラインロケ地めぐりイベントのアーカ[…]
なお、この場所は、1話だけではなく10話でも登場。大人になったジピョンとダルミがこの前で会い、ダルミが手紙の主がジピョンであったことを知るシーンもありましたね。
地下鉄2・6号線 合井駅 8番出口から徒歩15分
住所:서울특별시 마포구 희우정로 47
営業時間 17:00〜21:00(年中無休)
ロケ地⑤ジピョンがドサンの表彰を眺めていた店
さて、先ほどのハプチョントンから徒歩数分のところに、同じく1話で登場したシーンのロケ地があります。
ジピョンが模擬投資大会で賞金を獲得した帰りに通りかかったククスやさん。お店の奥に見えるテレビには、数学オリンピックで金賞を獲ったドサンが映っていました。
こちら先ほどのハプチョントンから徒歩2分のところにあります。
ハプチョントンを正面に見たときに、右方面に大通りにぶつかるまで直進。
大通りで左折するとすぐのところにあります。お店の名前は、少しだけCGで加工したようですね。(원당 がドラマでは선수に)
ドラマでは、お店の右斜め前の電柱のところに、ジピョンが賞金のプラカードを捨てて、また戻ってきて拾うというシーンがありました。
こちらの電柱ですね。
そして、実際のお店の中にもテレビがあるのかどうか…!?は、是非現地で確かめてみてください。
なお、来た道を戻る際、左手にこんな可愛らしいカフェも見つけました〜!休憩したい方、コーヒー飲みたい方は立ち寄ってみるのも良いかもしれません。
地下鉄2・6号線 合井駅 8番出口から徒歩17分
住所:서울특별시 마포구 동교로 22
営業時間 10:30〜21:00(月曜休み)
ロケ地⑥SANDBOX外観
さて、最後のロケ地は先ほどのSANDBOXの外観として撮影に使われたこの場所…!1話で、ダルミがスーツを着て講演を聞きに来たシーンのこのカット。
SANDBOXの入り口の設定ですが、先ほどのノドゥル島とはまったく別の場所、地下鉄6号線 ワールドカップ競技場駅にある、麻浦文化備蓄基地(마포문화비축기지)で撮影が行われました。
なんと、実際の写真がこちら…!ぜんぜん違う(笑)
後ろの部分は、実はかなりCG加工されたことがわかります。
スタートアップが集う場所らしく、SANDBOXとカラフルなデザインだった壁が印象的でしたが…
実際は何もありません…!
インジェが車を止めていたあたりには、茶色い建物が見えていましたが
実際にも、茶色い壁の建物があります。
監督はやはり、若者の夢のスタート地点としてのSANDBOXをできるだけ印象的に描きたかったのでしょう。
わざわざこういった場所を見つけてきて、大掛かりなセッティングやCGを駆使してあのワクワクした雰囲気の入り口を作り上げたのがすごい…!
特に、1話だったこともあり、SANDBOXという場所のイメージを最初に視聴者に印象づけるための大事なシーンとして、かなりこだわって作り上げたのではないかと思います。
なお、こちらの文化備蓄基地は、元々石油を備蓄する5つの巨大タンクがあったところ。
都市再生計画の一環で、元のタンクの鉄板を活かしつつ、公園と展示会や公演などが行える文化施設として生まれ変わったのだそうです。
先ほどのT2の建物、薄暗い奥のところを左に曲がると、上に上がるエレベーターがあり、T2と書いてある茶色い部分の裏側に行くことができます。
なんと、この裏にはこんな野外ステージが!
ちなみに、T2の向かって右側にあるT3(緩やかな丘になっているところ)は、
タンクを原型のまま保存しているので、見てみると面白いです。
さて、この麻浦文化備蓄基地(마포문화비축기지)ですが、駅からの行き方が複雑なので詳しめにご説明。
まず、最寄り駅は、路線図左上の地下鉄6号線 ワールドカップ競技場駅。
地下鉄の2番出口を出て、競技場の横を通って行くのですが、正門より裏門のほうが距離が近いので、裏門から行くルートを説明します。
2番出口を出て長いエスカレーターを登りきったら、競技場を左手に見ながら
前方に見える森林のあたりを目指して直進します。
前方に、こちらのあずまや(写真:目印)が見えたら、そこを奥に入っていきます。手前には裏門への道であることを示す看板もあります。
右折して、道なりに緩やかな坂を登ります。
目の前に木の階段が見えますが、登らずにそのまま左折。
間もなく前方に見える、こちらの入り口から木の階段を登っていきます。
左手に道路が見える所で、左折して道路側に出ます。
道路の横にある歩行者用の道を、道なりに真っ直ぐ歩くと…
文化備蓄基地の全体像を説明する看板があるところが裏門です。撮影場所は、グルっと回って一番奥にあるT2という建物。
看板の右の道を道なりに歩いてきます。建物には全て番号が表示されているので、T2を目指して歩きます。
右手に、緩やかな丘(T3)が見えたら間もなくです。その奥が目的地のT2。
なお、帰り道は、来た道を戻らずにT2の前の道を下って行って正門を目指します。(正門の近くには、案内所がありトイレも利用できます。)
大通りに面した正門が見えたら右折。道路右の小道を直進し、
横断歩道で、競技場側へ渡って、道なりに直進します。
左側にレンタル自転車が並ぶガード下を通り過ぎたあたりで、左手を見ると
Homeplusの看板が。ここで競技場沿いの道に入り
競技場に沿ってしばらく歩いていくと、地下鉄の1番出口が見えます。エスカレーターで下に降りるとワールドカップ競技場駅になります。
地下鉄6号線 ワールドカップ競技場駅 2番出口から徒歩15分
住所: 서울특별시 마포구 증산로 87
「スタートアップ:夢の扉」ロケ地MAP
さて、ここまでご紹介してきたロケ地は、kakaomapで「スタートアップ:夢の扉」ロケ地MAPとして公開しています!
スマホからは、kakaomapをダウンロードした状態でアクセスしてください。
韓国の場合、GoogleMAPだと地図が不正確だったり情報がないことが多いので、ロケ地巡りする方々は、kakaomapのご利用をお勧めします。(言語設定:英語可能)
詳しい使い方はこちら
One more Korea では、テーマごとにサイト上で紹介したお店・場所の位置をまとめたオリジナルのkakaoMapを公開しています。こちらでは、オリジナルkakaoMapの使い方をご紹介します。まず、事前にこちらから、ka[…]
まとめ
ということで、「スタートアップ:夢の扉」のソウルにある主要ロケ地6か所をご紹介しました!
韓国旅行の際にも立ち寄りやすい場所にあるので、次の旅行の際には是非行ってみてくださいね〜!
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*ドラマの写真はtvNからお借りしました。