こんにちは、Misaです。先日公開が始まった「돈(邦題:金の亡者たち)」という映画を観てきました!
このポスター、インパクトありますよね。10000ウォンのデザインで、「普通に稼いで、金持ちになれる?」と書いてあります。
3月20日から韓国公開していて、現時点で一番人気です。歴史物のような、強いメッセージ性があるわけではありませんが、テンポもよく映画としては気楽に楽しめる内容です。何より、いいががたくさん出ています!主演は「応答せよ1988」のリュ・ジュンヨルくん。
日本公開に向けて、簡単に概要をご紹介したいと思います!
あらすじ
金持ちになることを夢見る新人ブローカー・イルヒョン(リュ・ジュンヨル)。
最初はうだつが上がらない新人で、営業成績は最下位。会社でも居場所がありません。
しかし、ある時、先輩から声を掛けられ「番号札」と呼ばれる株価操作を行なう謎の人物を紹介されます。(「スターの恋人」のユ・ジテ!)
ここから「番号札」に指示に従っていくうちに、億単位の収入を得ていくイルヒョン。とんでもないお金を手に入れた彼は、住む家も着るものも彼女も変え、生活は激変していきます。
一方で、「番号札」の正体を追い続ける金融監督院の職員ハン・ジチョル。こちら、最近映画で個性的な脇役が光る、チョ・ウジンさん。映画「1987」「国家不渡りの日」にも出ていて、私が好きな映画には、登場する率が高い俳優さん!笑 最近お気に入りです。
「金持ちになりたい」という欲望を追い求めて、どんどん危ない取引に手を染めていくイルヒョン。彼よりも先に「番号札」に関わった他のブローカーたちが、次々に悲惨な状況に追い込まれていく中、イルヒョンはどうなってしまうのか…!?
見どころ
やっぱり一番の見どころは、若手演技俳優のリュ・ジュンヨルくんの演技。万人受けするイケメンではないからこそ、毎回役ごとに違う表情を見せることができるカメレオン俳優っていいですよね。
特に「平凡な一般人」の役をリアルに演じられる俳優さんってすごいと思うんです。(ユ・アインとかもそう…!)今回も、最初のほうのリュ・ジュンヨルくんは、うだつが上がらない新人社員を見事に演じていて、リアルにいそうな感じ…!
何なら、同期の金持ちの息子のほうが、何倍もカッコよく見えます。
これが、お金と自信を手に入れていくにつれ、表情や態度がみるみる変わっていき、まるで別人のようになります。
↓金持ち後のジュンヨルくん、ポスターしかなかった…。
同じ人物とは思えないほど、変わっていて、今度は同期の金持ち君が、一緒に並ぶとかすんで見えるほど。いや~、彼の演技力というか、存在感、すごいです。いい役者さん…!
あとは、なんといっても、ユ・ジテ、チョ・ウジンというこれまた実力派俳優とのコラボが見どころ。
↓ 制作発表会より
なお、意外にも監督は女性の方で、今回が初監督作品のようです。パク・ヌリ監督。
韓国での反応
まだ公開から1週間足らずですが、NAVERでの評価まとめておきます。
・動員数:153万人(公開5日間)
やはり、役者に期待して観に行った人が多く、結果として「テンポが良かった」「役者の演技が良かった」と比較的高評価のコメントが並んでいます。楽にテンポよく見られて、娯楽映画としてはちょうどよいという感じでしょうか。
まとめ
見終わった後に、深い何かが残るような作品ではないものの、映画としては十分楽しめる作品かなと思います。
リュ・ジュンヨルくんは期待通りだったので、これからも活躍が楽しみです!(tvNでミセンのようなジャンルものの作品とかに出て欲しいな~)
今回の映画も女性より、男性が好みそうな内容だったのですが、韓国映画ってジャンルによっては、日本で男性ファンをもっと獲得できると思うんですよね。これから日本で公開予定の「国家不渡りの日」も知り合いのビジネスマンに話したら、みんな「観たい!」と興味深々だったんです。
こんにちは、Misaです。今日は、最近、韓国でヒットした映画「국가부도의날(国家不渡りの日)」について紹介します。199…
最近、「タクシー運転手」を皮切りに、ハードな内容の韓国映画も日本でヒットするようになってきたので、恋愛ものだけでなく、是非こういう映画も日本で公開して、男性の韓国映画ファンも増えたらいいなと思います。
★現在、Amazonプライムのレンタルで見ることができます。
돈(邦題:金の亡者たち)
・韓国公開日:2019.03.20
・上映時間:115分
・日本公開:2020年
※映画の画像は、すべて出典:NEVER
★リュ・ジュンヨル出演映画