【ドラマレビュー】名作か?駄作か?ヒョンビン&パク・シネ「アルハンブラ宮殿の思い出」放送開始!

ヒョンビン&パク・シネアルハンブラ宮殿の思い出(알함브라 궁전의 추억)が、韓国で放送スタートしました。

2話まで観終わったところで、あらすじ概要と現時点での韓国での反応など、まとめてみたいと思います。これから観ようか迷っている方、参考にしてください!

※この記事は初回放送視聴時点の感想です。すべて見終わった方は、↓こちらをご覧ください。

One more Korea

「アルハンブラ宮殿の思い出」最終回視聴後のネタバレありの感想。衝撃の結末に、韓国のネットも騒然!?韓国での反応を中心に視…

今回も長くなりましたので、目次を見て気になるところだけご覧くださいね。

名作?駄作?

このドラマ、キャストが豪華なのはもちろん、色んな意味で韓国でも話題になっています!

視聴率は以下の通りで、キャストだけでも話題性抜群!

アルハンブラ宮殿の思い出 :初回視聴率 最高8.5%を記録
→ケーブル、総合編成を含む同時間帯1位を占めた。

しかし、実際、1話を視聴した視聴者の間では、色々と議論が沸き起こっています。(笑)

まず、シナリオがかなり奇抜。笑 ドラマ中に、ARゲームが出てきます。
作家さんが、イ・ジョンソクの「W」という、これまた内容が奇抜だったドラマの脚本家さんなんです。(主人公たちが漫画の世界と現実を行き来するストーリー)

これが韓国のネット上では、「今までにない新しい形のドラマ」「展開が予想できない」と評価する声も大きい一方、「恋愛が見たかったのに」「内容について行けなかった」という声もありました。

私は…というと、2話まで観たところで、うーん。まだ判断できないという感じです。笑
普通の作品でないことは確かなので、名作になるか駄作になるか、どちらかのような気がしますね。
ということで、逆に言えば、それだけ普通じゃない、目が離せない作品です。

日本での放送

なお、このドラマもう1つ新しい点と言えば、放送が始まった12/1の翌日、12/2からNetflixで放送開始しており、すでに日本でも見ることが可能なんです!(毎週日曜日と月曜日に2話ずつ放送)
ヨーロッパや南米などでも放送するようですが、ほかの国に先駆けて日本は放送が早いようです。

これって、韓国の放送からたった1日遅れで見られるということ。すごい!!そして、いきなり世界で配信するってのもすごい。
いや~、今後すべての韓国ドラマがこうであってほしい。笑

この点については、ものすごく言いたいことがたくさんあるのですが(笑)、まずは先に概要とあらすじを紹介してから、最後におまけで書きたいと思います。

ということで、日本からご覧の方も、Netflixに登録すれば、今すぐ見ることができます!(しかも初回は1か月無料も適用されるっぽいです。)見る前に、どんな感じか知りたい!という方は、引き続き、概要とあらすじをご覧ください。

キャストとあらすじ概要

まず、ヒョンビンが演じるのは、ユ・ジヌというIT投資会社の代表。

切れ者!という感じで、目的のためならどんどん突き進んでいくタイプ。これまでヒョンビンが演じてきたような、「財閥の息子」的なエリートというよりは、自ら苦労して会社を立ち上げて修羅場をくぐってきたビジネスマン、という感じ。年齢と経験を重ねた今のヒョンビンによく似合う役柄だと思いました。

ちなみにヒョンビンはドラマ出演がなんと3年ぶり!(前作は2015年「ジキルとハイドに恋した私」)
制作発表会でのコメントを見ると、今回の脚本家・監督さんと一緒に仕事ができることも出演を決めた理由で、「斬新なテーマで作品を作れる」ことにも魅力を感じたとのこと。

そして、パク・シネが演じるのは、チョン・ヒジュというスペインで暮らす女性。

クラシック・ギタリストを夢見て、グラナダに留学しますが、突然の両親の死で、宿や観光ガイド、翻訳など様々な仕事をして、全員を養っています。パク・シネの元来の雰囲気に合った、困難の中でも前向きに生きる明るい女性の役です。

パク・シネもカメオ出演を除くと、ドラマの主演は2年ぶり。(前作は2016年「ドクターズ」)
そして、この2人、意外にも共演は初なんですね~。

それから、もう一人の重要人物がチョン・セジュというヒジュの弟。こちら、EXOのチャンヨルくんという子らしいですね。(EXOは、最近歌よりもドラマや映画でよく見る子が多いですね~)

引きこもりの天才プログラマーということで、彼の開発したARゲームと、彼の行方が物語のキーポイントとなります。

舞台は、アルハンブラ宮殿があるスペインのグラナダ。先日の「ボーイフレンド」といい、監督さん、好んで外国な綺麗な景色を入れ込んできますよね~。笑
このドラマは事前制作で、すでにすべて撮り終わっているということですが、内容からすると最初だけでなく、ほぼ全編スペインが舞台なのかもしれません。

ホームページの企画意図もチェックしてみました。

〜アルハンブラ宮殿の思い出 企画意図〜

高度に発達した科学は魔法と区別できない。-アーサーC.クラーク-
(前略)
あまりにも他の世界に属している二人の男女の、偶然の出会いをはじめとして、
魔法と科学、アナログとデジタル、
現代と中世、グラナダとソウル、
共有することができないように見える世界が
一点に混じって交わる素晴らしい経験を通して
愛と人間の無限の欲望について話したい。

クラシックの名曲「アルハンブラ宮殿の思い出]のロマンチックなギターの旋律と
先端科学技術拡張現実(AR)が合わされば、果たしてどのような神秘的なことが起こるか、ドラマを通じて直接確認してください。

2話まで見終わってからこの企画意図をみたんですが、やっぱり評判通り力のある脚本家さんだなと感じました。しっかりテーマ性をもって脚本を書いてくれていると期待!(一方の「ボーイフレンド」の企画意図は、妙に詩的な表現で分かりにくかったので・・)

第1話のあらすじ概要

さて、ここからは具体的に1話の内容をぎゅっと濃縮してダイジェストでお伝えしたいと思います。
もちろんネタばれになりますが、登場人物や背景の説明的なシーンがメインなので、読んでから見ても楽しめると思います。Netflixで観るかどうかの判断材料になれば幸いです!

舞台はスペイン。

冒頭は、ヒジュの弟、セジュが誰かに終われている様子で、慌てて電話をしているところから始まります。

のちに分かりますが、電話の相手はヒョンビン演じるジヌです。

「自分が開発したゲームを買ってほしい」と持ち掛け、ジヌのライバルである「チャ・ヒョンソクにも取引を持ち掛けられたが、彼には売りたくない」「グラナダで待っています」と伝えたところで、セジュは電話をそのままにして、誰かから逃げるように街を駆け抜けていきます。(冒頭から、なかなかの緊張感!)

そして、何とか列車に乗り込み、グラナダに到着するのですが、

降りる直前、突然空が暗くなり、あたりに雷の音が響き渡ります。

何かに気が付いたセジュが、はっとして寝台のドアを開けた瞬間…バンッ!

ドアの外に立っていた何者かに、銃で撃たれベットにも血が飛び散ったようなシーンが。いきなり「ええっ!大事件!?」と驚いたのですが、不思議なことに、周りは特に騒ぎになることもなく、列車はグラナダ駅に到着します。

しかも数分後、同じ寝台で隣で寝ていた外国人が起きてみるとセジュのベットは特に汚れてもいません。
(そもそも銃で撃たれたのに気が付かなかったのは、雷雨の音にかき消されたから?)
荷物だけがぽつんと残されたまま、セジュがいなくなっていました。

と、ここまでは、テンポよく展開。

シーンは変わり、パク・シネ演じるヒジュが主人のホステルに、夜中突然やってきたジヌ(ヒョンビン)。

「どうみても金持ちに見えるのに、なんでこんな宿に突然?」と、不思議そうに案内するヒジュ。唯一の1人部屋は6階。しかもエレベーターがありません。

スーツケースを背負って何とか6階に上がるジヌ。

部屋はほとんど使っていないせいで、埃だらけで、ネズミも出る、窓も開かないひどい状況。

何度も「ほかのホテルを紹介しましょうか?」と言うヒジュに、「どうしてもここに泊まる」というジヌ。というのも、冒頭の電話で、セジュから待ち合わせ場所としてこのホステルを指定されていたのです。(2人が姉弟であることは、まだ知りません)

あまりの部屋の汚さに唖然としつつも、会社の部下に「準備にどれくらいかかるか?」と電話をします。

30分後「準備できました。確認してみてください。」との連絡を受けて、夜の街に一人繰り出すジヌ。

ここで意味深なナレーションが入ります。

大半の人たちは、アランブラ宮殿を観にグラナダに来る。でも私は、違うものを観るためにグラナダに来た。アランブラより、もっと神秘的な何か。

そして、何かに吸い寄せられるように歩き続けたジヌは、小さな広場のようなところにたどり着きます。

すると間もなく、冒頭のあの列車のシーンのように、雷のような音が聞こえてきます。そして突然、飛んできた何かが建物にぶつかり、あたりに破片が飛び散ります。

そうすると今度は、奥のほうから馬車の音が聞こえてきます。

馬車には、鎧を着た兵士が乗っています。しかし、よく見ると背中には矢が刺さっていて、兵士はすでに死んでいる様子。馬から倒れ落ち、馬はそのまま逃げていきました。

しかし、ふと映り込むカットでは、これだけのことがあったにもかかわらず、周りにいたホームレスたちは、何事もなかったかのようにしています。(ん?この感覚は、冒頭と似てる…?)

もうこの辺で、見ている視聴者は「???」という感じになったと思います。笑

倒れた兵士を、いぶかしげに眺めるジヌ。そして、再びナレーション。

魔法。私は、この魔法を観るためにここまで来た。

そして、広場の真ん中にある塔を見上げると、そこにはまた別の鎧を着た兵士の銅像が見えます。
するとその瞬間、銅像なはずの兵士が動き出して、剣でジヌに襲い掛かります。

そして、剣がジヌに直撃し…

ああっ!血が…!!!

と、思ったところで、ジヌの目の奥が光り、急に画面に不思議な表示が。

そして「ログアウトします」という表示が出て、急に目の前の兵士が消えてしまいます。

唖然とするジヌ。そして、ジヌの耳に装着されていた何かから声が。「これ何ですか?」

「見たか?」と答えるジヌ。「見ました。信じられないですが、これ。」と答えるのは、

ソウルにいるジヌの会社のスタッフのよう。(いかにもゲームオタクっぽい雰囲気)

「モニターごしには完ぺきに見えますが、実際やってみてどうでした?」

ここで、なんとなく話が見えてきます。これまでの不思議な体験は、どうやらARゲームの世界だったよう。
コンタクトレンズとイヤホンを耳にはめ、ログインすると目の前にゲームの世界が広がるようです。

2人は、このARゲームのレベルの高さに驚きます。冒頭に出てきた、セジュが天才プログラマーであり、このゲームの開発者なのです。そして、IT投資会社のジヌに電話をし「取引したい」と持ち掛けたのでした。

それから、再び、ゲームの世界が始まります。レンズをはめたジヌは、

武器を探せという指示に従い、時折表示されるこのような矢印に従って、あるレストランのトイレまでたどり着きます。

このトイレのどこかに武器があるようです。(ポケモンGO的な感じですね)

この取っ手を引っ張ってみると、

めっちゃゲームっぽい感じで、天井の扉が開き、剣が下りてきました。笑

武器を手にしたジヌ。これで先ほどの敵と戦うようです。

素振りをしてみますが、他の人にはもちろん、この剣は見えていません。トイレで用を足していた男性は「なんだあいつ?」という目で見ています。

そして、広場に戻り、再び敵と対決。

ソウルでは、スタッフがもう一人増えてモニター越しに応援しています。

しかし、普段やることのない剣での戦いに、ジヌは何度も失敗してしまい、敵を倒すことができません。(ヒョンビンは、本来殺陣の演技とてもうまいので、へたくそに演じるのもこれまた上手だなと感心しました)

失敗するたびに、ログインをし直し、

レストランに武器を取りに行き、

店員さんにも、何度も変な目で見られながら、

武器をもってまた広場に戻ります。

…と、これを朝まで繰り返すんですが、、、このシーンがちょっと長かったよ~!脚本家さん。笑
10分ぐらいは続いたので、特に女性はちょっと間延びしてしまったと思われます。(3分の1くらいの尺で充分でした)

ということで、朝になってようやく倒すことに成功。再びナレーション。

未来が目の前に描かれた。全世界の人が、この驚くべき魔法を楽しむ姿。ソウルで、北京でニューヨークでパリで、そしてグラナダはこれから、アルハンブラ宮殿ではなく魔法の都市で有名になる。ここは、全世界のユーザーの聖地になるだろう。

そして、1話の最後。
このゲームを手に入れるため
には、開発者のセジュが未成年のため、保護者の同意が必要であること。

両親がなくなっているため、現在の保護者は、姉のヒジュであること。ヒジュがあのホステルの主人であること、を知るジヌ。

なるほど、ARとアクションとサスペンスに、ロマンスが入り混じる話なのね~
と思ったところで、1話終了。

ここまでお読みになった方は、ここでこの1話予告を観ていただくと、より雰囲気が理解できると思います。

気になる今後の展開

さて。このまま、ゲームを手に入れるため、ヒジュに接近していくところが描かれるのかな~そろそろロマンス来るかな~、と思って2話を観たのですが…

全然そんな単純じゃありませんでした!笑
この脚本家さん、スケールがでかい!

2話の最後では、いきなりさらに1年後の様子が描かれます。このゲームで明るい未来を想像したけれど…どうやら様子は違うようです。

ということで、まったく展開が読めません!!笑

日本でヒットするためには

なお、個人的には、日本の視聴者向けには、このハードな内容の中でも、主役2人の魅力を活かしたロマンスがしっかり描かれること、ある程度ハッピーエンドで終わること、が重要なのではないかと思いました。

というのも、このドラマの視聴者の大半を占めるであろう、ヒョンビンファンのみなさんは、「私の名前はキム・サムスン」や「シークレットガーデン」という、ヒョンビンの素敵さが際立つ、甘~い系のラブストーリーを観て好きになった方が多いはず。

ヒョンビンは、韓国ではここ数年、映画にたくさん出演していて、そこではドラマとは全く違うハードな役柄をいくつもこなしており、役者としてできるだけ「新しい役柄・作品に挑戦したい」という意図が感じられます。

しかし、特に日本では、そのあたりのヒョンビンの映画もまだ公開されてないものも多く、やはり、ファンのみなさんの中では、シークレットガーデンのジュウォンの印象が強い、という方もまだまだ多いのではないでしょうか。

そのイメージで、このドラマを見始めると、少なくとも2話までは、恋愛要素よりも、SFというかサスペンス的な、男性視聴者のほうが喜びそうな内容になっており、少し物足りなく感じるかもしれません。

しかしながら、この作品の脚本・監督さんは実績のある方々。今後の展開に期待です…!

実力派の脚本・監督陣

「アルハンブラ宮殿の思い出」は、ヒットメーカーの脚本家・監督のタッグ、ということでも話題になっていました。

脚本:ソン・ジェジョン
➡「W(イ・ジョンソク主演)」ほか監督:アン・ギルホ
➡「秘密の森(チョ・スンウ×ぺ・ドゥナ主演主演)」ほか

ヒョンビンもこの2人と仕事をしてみたかった、と制作発表会でコメントするほどです。
制作発表会では、主演の2人やスタッフ陣がこの作品を選んだ理由、作った理由などが話されていて、ドラマの今後の展開を予想するのに役立ちます。

記事になっていたので、ぜひ見てみてください。

ヒョンビン&パク・シネ、ドラマ「アルハンブラ宮殿の思い出」での初共演に“刺激”…制作発表会で語る/K-style

少しだけ引用しておきます。

キム・ウィソン(作家)は「視聴者の皆さんがこれまで一度も経験できなかったことを、僕たちのドラマが見せられると期待し、自負している」と話した。

パク・シネも「ARという素材が斬新に感じられた。単純に娯楽的な部分だけでなく、その中に投げかけるメッセージがあると、台本を読みながら感じた。社会的な問題にも繋がると思った」

豪華な役者と、目新しい題材だけで満足してしまいそうなところ、もし本当にメッセージまでちゃんと込められたらあっぱれです。今後が楽しみですね!

おまけ:日本放送について思うこと

さて、作品の紹介はここまでで、ここからは今回の「Netflixで翌日には放送」という新しい流れについて思ったことを少し。
これって今まで、あまりなかったパターンなのではないかと思いますが、素晴らしい流れだと思いました。(日本の有料チャンネルさんには申し訳ないですが)
事前制作かつ、絶対に外さないキャスト・スタッフだからできたんでしょうか。

というのも、日本人って実は、一番お金を払って、一番最後に韓国ドラマを見ている視聴者になってしまっているのではと思うのです。

韓国ドラマは、今やアジアでは絶大な人気がありますが、知っている限り、中国やフィリピンなどでは、韓国での放送の翌日には、字幕付きの動画がネットで見られるそうです。しかもほとんど無料。

Skypeで英会話レッスンをする際、フィリピンの先生が、前日の韓国ドラマの話を話題にしていて、とてもびっくりしました。英語字幕で翌日にはネットで見られるそうです。(字幕が一日でつくシステムがすごい)

それらは、おそらくほとんど違法なものかもしれませんが、Netflixなどのような有料サービスでもよいので、めんどくさい申し込み手続きなく、何よりお金払ってるんだから、できるだけ放送後すぐに見られる、という流れが他のドラマでもできたらいいのになと思います。(日本の皆さんは、もっと怒っていいと思います!笑)

まとめ

おっと、今回も思わず熱くなってしまいました…。この辺にします。笑

ということで、今後も目が離せない「アルハンブラ宮殿の思い出」。名作になることを期待したいと思います!
気になった方は、Netflixでチェックしてみてくださいね。(下にサイトのリンクを掲載しておきます。)

長くなりましたが、お付き合いいただき、ありがとうございました!

※画像はすべてtvNからお借りしました。
Copyright(C)CJ ENM All Rights Reserved

 アルハンブラ宮殿の思い出 / 알함브라 궁전의 추억

・tvN 土日ドラマ 21:00~ 放送
tvN 公式ホームページ(韓国語)
Netflix番組公式ページ

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