【視聴後レビュー】韓国ドラマ史に残る名作!「椿の花咲く頃」韓国での反響・視聴感想①

こんにちは、Misaです。今週ついに「椿の花咲く頃」が韓国で最終回を迎えました。そして、すぐにNetflixで日本でも放送が始まりました。

Twitterでも放送後すぐに紹介したんですが、いや~これ、すごい作品でした!!

特に、後半になるにつれて、どんどん脚本と役者の演技が冴えまくり、見始めた時には想像しなかったような感動的なラストとなりました。最終回の秀逸さは、少なくとも私が見たドラマの中では、歴代No.1といってよいほど。

終わりになるにつれて、それまで何でもないと思っていたセリフやアイテムが、全て伏線だったことがわかったり、作家がこのドラマを通じて何を表現したかったのかが明確になってきて、韓国のネットでも脚本家を絶賛する声が多かったです。

視聴率も、最終回は23.8%を記録し、周りの韓国人の友人もみんなハマって見ていたので、今年最大の話題作と言っても過言ではないかと思います。

私は韓国在住で、リアルタイムで本作品を観たのに加えて、

・NEVERでの視聴者レビュー
・公式サイトでのメイキング・関連動画視聴(韓国国内のみ視聴可能)
・制作発表会、打ち上げ、役者インタビューの各種動画
などを一通り見て、作品にどっぷりハマりましたので、それを踏まえてこの記事では、特に韓国での反響や話題になったことを中心に紹介したいと思います。日本で観られる方の参考になれば嬉しいです。
なお、記事はネタバレなし・ネタバレありで2つに分けてご紹介してきますが、本記事では、これからドラマを観る方、視聴中の方へ向けて、まずはネタバレなしでご紹介します。(見終わった方も、まずはこちらの記事からご覧いただければと思います。)

あらすじ概要

まず、日本語版の予告編をご紹介。

田舎町のオンサンに越してきた、未婚の母、トンベク(コン・ヒョジン)は、カメリアという飲み屋をしながら生活していきます。韓国語でトンベク(동백)が「椿」の意味で、お店の名前「カメリア」も英語で椿。ということで、椿の花が各所でポイントとして使われているます。

↓オープニングのイラストも可愛い。

そこで出会う、ヨンシク(カン・ハヌル)は、方言バリバリの猪突猛進男。

しかしですね、個人的にはこの予告編、ドラマの魅力を一部しか伝えきれてなくて残念。これだけ見ると、普通のラブコメっぽく見えてしまうじゃないですかー!!いやいや、このドラマの魅力はそこだけじゃないんです…!

ということで、ここからは、韓国での反響を紹介しながら、予告編では伝えきれていないこのドラマの魅力をお伝えしていきたいと思います。

↓なお、作品の基本情報については、こちらの初回放送後のレビューもご覧ください。

関連記事

こんにちは、Misaです。今日は2週間前から韓国の KBSで 放送が始まった、「椿の花咲く頃(동백꽃 필 무렵)」というドラマについてご紹介します。私も一番好きな女優、コン・ヒョジンの3年ぶりの主演ドラマです! 現時点ですで[…]

韓国での視聴率・反響

まず、韓国での視聴率ですが、

・初回:6.3%
・最高:23.8%(最終話)
を記録しました。初回から多少の浮き沈みがありながらも、緩やかに上昇して行って、最終回で最高視聴率を記録しました。最近は、視聴率を20%を超えるドラマはなかなかないので、これはかなりヒットです。
また、韓国でも放送後すぐにNetflixで観ることができたので、Netflixで観ていた人を含めると、もう少し数字は上がるでしょう。
私の周りでも、普段からドラマを観ている人なら、ほぼみんな視聴していた感じだったので、かなり人気のあったドラマだったと言えるでしょう。
毎週水・木は、「今週のトンベク観た〜??」がお決まりの話題でした。
なお、ネットの書き込みを見ると、今回普段のドラマに比べて視聴者の年齢が少し高めかなと感じました。10〜20代の若い世代というより、40代前後が中心。加えて周りでは、「お母さんがいつも見てる」「おばあちゃんがハマってる」などの声もあって、ラブコメというよりは、「人生ドラマ」として、大人を中心に支持された作品だったのではないかと思います。
韓国での反響をリアルにお伝えするため、NAVER上での視聴者の書き込みの一部を紹介したいと思います。
・こんなに温かくて余韻が残るドラマは生まれて初めて。私たちの人生にたくさんのメッセージをくれたドラマでした。

韓国ドラマの新しい幕開けだ。大金をかけたり、派手な仕掛けが無くても、良いシナリオと基本がしっかりした演技者が視聴者の心を躍らせることができるということをこのドラマが証明した。これでよいドラマの基準ができたと思う。

・こんなドラマをもっと作るべき。こんなドラマを観ながら暮らせば、世の中ももっと温かくなりそうだ。

(NAVERより一部抜粋&意訳)

いや~!ほんとその通り!!!「良いドラマ」の定義を再確認できた作品だったと思います。

こんな方にオススメ

というわけで、この作品は、よくありがちな「恋愛中心でわかりやすくキュンキュンする」タイプの作品ではありません。また、中盤までは、のちに後半につながる伏線がちりばめられてはいるものの、その時点ではそんなに意味があるものだとわからないため、途中、少し展開がゆっくりに感じられる方もいるかもしれません。

ですが、後半になるにつれて気が付けば謎解きの部分に夢中になり、それが解決すると終わりかと思いきや、それまでちりばめられていた伏線が回収され、作家のメッセージとともに感動的なラストを迎える、という感じです。

なので「恋愛もの」というよりは、「家族・人生ドラマ」として是非最後まで楽しんでもらえたらと思います。最後まで観たら、「観てよかった!」と満足することは間違いなしです…!

今までのありがちな展開のドラマに飽きてきた方や、メッセージ性の強いドラマが好きな方には特にオススメです。

ヒットの理由①コメディとサスペンスのバランス

ここからは、ネタバレなしで、韓国でのヒットの理由について私なりに分析しつつ、「韓国でどんな風に話題になっていたのか?」という雰囲気をお届けしたいと思います。

まず、1話の冒頭から驚かされるのが、ラブコメかと思いきやサスペンスの要素が含まれていること。

↓毎回、笑ってほっこりして「あー、今週も楽しかった」と思う頃に、意味深に差し込まれる殺人事件に関するシーン。このバランスが本当に絶妙でした。

1話の「えっ、殺されたのはもしかして、○○??」というところから始まり、実は壮大な過去の連続殺人事件と話がつながっていきます。

韓国では途中から、「死ぬのは誰か?」「犯人は誰か?」が話題となり、視聴者のネット上での推理合戦が始まりました。これが回を重ねるごとに、視聴率が上がり、視聴者がハマっていった理由の一つだったと思います。

なお、この作品、実は「Netflixオリジナル作品」ということで、Netflixが制作費を出して作った作品。そうなんです、実は、「放送したものをNetflixがいち早く公開している」のではなく、「Netflix制作作品をテレビで放送した」というパターン。

そのおかげで、間接広告がほとんどなかったのも内容に集中できた大きな理由の一つでしょう。最近、韓国では間接広告があからさますぎて酷いので、是非このパターンが増えて欲しい…!

ヒットの理由②ヨンシクの魅力

そしてもう一つは、何といってもカン・ハヌル演じるヨンシクのキャラクターにハマる人続出…!

予想通り大大大人気に…!

ヨンシクのキャラクターについては、色々な表現で視聴者から愛されましたが、代表的なのは、「純朴セクシー」という名称。

田舎っぽくて、猪突猛進でちょっとおバカなんだけど、ふとした瞬間に見せる男らしさがセクシー、ということでこの「純朴セクシー」というキャッチフレーズが話題になりました。

このキャッチフレーズについては、カン・ハヌル本人にまで届いていたようで、インタビューで「”純朴セクシー”という呼び名についてどう思うか」と聞かれて、

「もちろん、僕が言い出したことではなく、意識してそうしたわけでもないんですが、見てくださる皆さんがどう感じるかが重要なので…似合うフレーズをつけてくださるのなら、面白いですよね」
と答えています。また他にもこんな表現も生まれました。
”촌므파탈(チョンムファタール)”
➡ファム・ファタール(運命を感じるほどの魅力的な女)をもじって、「田舎臭い(촌스럽다)が魅力的な男」の意味

”폭격형 로맨스(ポッキョッヒョンロマンス)”
爆撃形ロマンス

今までのカッコよくて素敵な主人公とは違う魅力で、世の女性たちをすっかり虜にしてしまったカン・ハヌル。
なお、インタビューにて、カン・ハヌルは、「ヨンシクと自身のシンクロ度は何%くらいか?」と聞かれて、
「出来る限り、100%になるように努力していますが…まあ、恋愛をしたら相手にストレートに愛情表現をするという部分は僕と似ていると思うので、60%ぐらいでしょうか。」
と答えていました。(そうなんだー!きゃー!笑)
この「猪突猛進」のキャラクターって、すごく演技力を求められると思うんです。うまく演じないと、わざとらしくて、くどい感じになってしまう…。「どの役を演じても、割と同じ感じ」になってしまうような役者には、演じられない役でしょう。
そこをうまく緩急つけて、人間味のあるキャラクターとして演じきれたのは、これまで様々な役をこなしてきた経験と、カン・ハヌル自身の人柄がにじみ出ていたのではと思います。
カン・ハヌル自身については、本当に人柄が良いらしく、どこからどう聞いてもいい人エピソードしか出てこないということで、「美談製造機」というあだ名があるほど(笑)いつも謙虚で、真面目で一生懸命な性格とのこと。
コン・ヒョジンも制作発表会の時に、
「美談製造機」で有名なので、実際はどうなのかと期待して現場に臨みましたが、本当にいつも一生懸命で、ポジティブで、周りの人たちにも「ヨンシク(カン・ハヌル)が本当に良い」と話してるんです。
と話していました。
↓今回実際の10歳の年の差を感じさせない、素敵なカップルでした。

ヒットの理由③強烈な脇役たち

そしてもう一つ忘れてはならないのが、脇役たちの存在。

とにかく演技派揃い…!子役のピルグまで凄い存在感。

ヒャンミ役のソン・ダンビさん。このドラマで人気が急上昇したうちの一人。今までもドラマで見たことがありましたが、元々は歌手なんですね。

コン・ヒョジンとも仲良さそうな様子がインスタなどで伝わってきました。

それから、何と言っても強烈だったのがオンサンのアジュンマ達。

一人一人が強烈なのに、みんなで集まると圧がスゴイ(笑)そしていつも、笑わせたりほっこりさせてくれました。

しかも、この舞台となる田舎町の人々の様子って、韓国人からすると決してオーバーすぎず、田舎だと実際に「あるある」な感じとのこと。是非、そういった部分も楽しんでみていただければと思います。

↓中でも、途中で出てくる옹벤져스(ウンベンジャーズ)は最高すぎた…!(どんな感じで出てくるかは、ドラマをご確認ください…!)

なお、引き続いて、次の記事では、すべて見終わった方向けに、ネタバレありでこのドラマの魅力を語りたいと思います!
↓↓

関連記事

こんにちは、Misaです。この記事では、コン・ヒョジン主演ドラマ「椿の花咲く頃」について、以下のネタバレなしの紹介記事に引き続いて、[sitecard subtitle=関連記事 url=https://onemore-korea.si[…]

6+
最新情報をチェックしよう!