こんにちは、Misaです。今日は梨泰院(イテウォン)にある美術館、D MUSEUM(ディーミュージアム)をご紹介します!
おすすめポイント
こちらは、2015年に設立された美術館で、ある企業が中心となって作られた私設の美術館。
韓国の若者に大人気のスポットということで先日初めて行ったのですが、すごく満足度が高くて、お気に入りのスポットになりました!
単に見るだけでなく、一緒に写真を撮ったり、アートを楽しめる工夫が随所にあり、さすが韓国の美術館!という感じ。しかも、グッズ売り場まで充実で大満足!!韓国の若者に大人気なのが納得でした。
ということで、展示の様子を一部ご紹介したいと思います。
※ 時期によって、展示物は異なり、今回紹介する展示は2019年9月まで開催のものになります。
今回の展示
2019年2月から9月までの展示は、「Idraw:描画より素敵なものはない」というタイトルで、世界各地で注目されている作家16人の図面、イラストなど350点余りの作品を紹介する展示が開催されています。
↓ チケット
作品自体は、可愛らしいものが多いのですが、「個人の考えや想像を可視化して個性的に表現することの価値に注目」ということで、よく見るととてもメッセージ性がある作品ばかりでした。
今回は、ゴールデンウィーク中、韓国でも祝日の日に行ったこともあり、大混雑。
このチケット売り場に行く前に2階に誘導され、携帯番号を機械に入力し「待機登録」というのをしてから、順番が来たらチケット売り場に行ける、という入場整理が行われていました。
可愛らしい作品たち
10分ぐらい待って、やっと入場!会場はどこも写真撮影は自由です。
最初から、オシャレな作品が並びます。
これは絵の具というより、ペンで書いたような繊細なタッチの作品。
展示する壁の色も工夫がされており、作品の魅力が際立つ展示の工夫がされています。
そして今回の展示で一番気に入ったのがこちらの作家の作品。チケットにも使われていた、Oamul Lu(オアムル・ルー)という人の作品。
色使いがきれいで、優しい雰囲気で、見ているだけでテンションが上がります♪
調べてみたら、何と、作家は中国人の若い男性でした!フリーランスでイラストレーター兼アニメーターとして活躍している方のようです。
★Oamul Luプロフィール
ネット上には、日本語ではほとんど情報がありませんでしたが、ヴィトンやAppleなどともコラボしていて、世界的に注目されている作家さんみたいです。いや~、どの絵も好みで、めちゃくちゃ気に入りました!旅行が好きで、旅行で見た景色を絵にすることが多いようです。
どの絵も人気で、この作家の絵の周りには、写真を撮る列ができていました。
次は、少し暗室のようなところで、こちらの作品たち。
エキゾチックな雰囲気で、よく見るとちょっと怖いのですが、とても印象的な作品。
作品の強いメッセージ性
一方で、イラスト自体は可愛らしいんですが、メッセージ性の強い作品も目立ちました。
こちらはみんな可愛らしい顔をしているんですが、実は人間のお面をかぶった動物という作品。(作品がいくつか並べられ、ストーリーがわかるようになっています)
こちらの作品もシュールですが、メッセージ性がありました。
こちらはかなりシュールです。笑
ビジュアルだけでも引き付ける魅力があり、さらによく見るとメッセージ性もある。感覚的に気軽に鑑賞するのも良し、一つ一つの作品のメッセージを読み解きながら、じっくり見るのも良し。いろんな楽しみ方ができる作品たちでした。
観るだけでなく楽しむ展示
作品の展示の仕方も、様々な工夫がされており、空間全体が作品のよう。こちらはアニメーションタッチの作品たち。
色使いがとてもきれい。
こちらは部屋全体が作品。
アートの世界観の中で写真を撮ることができ、楽しい〜!こちらは壁や床が漫画タッチの作品になっており、天井には鏡が。私たちも、写真を撮って楽しみました。
こうやって、鑑賞するというより、写真を撮りまくって、思いっきり楽しむことができるのが韓国の美術館の楽しさです。
充実のミュージアムショップ
そして、これだけの素敵な作品をたくさん見た後は、ミュージアムショップへ。
ここが充実しててまた楽しい!!!まず嬉しいのは、主要な作品のポスターやポストカードが買えること。
どの作品も、家に飾ったら部屋がおしゃれになるような素敵な作品ばかりなので、これはうれしい。
ポストカード、マスキングテープ、スマホケースまで…!
期間限定の展示で、ここまで様々な種類のグッズを創り上げてしまうのがさすが…!笑
ノートも充実していました!私も友人も、気に入った作品のノートを購入。どれもおしゃれ!!!
季節展示とは関係ない、オリジナルグッズも個性的なデザインで可愛いです。
日本の美術館だと、正直グッズでここまでカワイイ…!と思うものに出会うことが少ないのですが、普通の雑貨屋さん以上に可愛いものばかりでテンションが上がりました!
私も気に入った、Oamul Luの絵のポストカードとポスターを購入。
↓ ポストカードを額縁に入れて部屋に飾ってみました。いつか本物を買いたい…!
駅からの行き方
なお、駅からは歩いて行くのは距離があり25分ぐらいかかるので、タクシーかバスで行くことをお勧めします。
最寄り駅は、地下鉄6号線 漢江鎮(ハンガンジン)駅。2番出口を出たところで、バスまたはタクシーに乗ります。
バスの場合は、6211番のバスに乗り、한남시범아파트(ハンナムシボムアパート)という停留所で降ります。
タクシーの場合は、以下を運転手さんに伝えましょう。(”ディーミュージアム”という日本人の発音では通じにくいので、こちらの表記を見せたほうがスムーズかもしれません)
디뮤지엄:서울특별시 용산구 한남동 50-1, F동
バスの場合は、停留所についたら、バスの進行方向とは逆の方向に道を下っていき、横断歩道で右側にわたり、矢印の方向に下っていきます。
道なりに下っていくと、右手にミュージアムがあります。
まとめ
美術館と言っても全然堅苦しくなくて、展示されている作品が、どれもおしゃれで、可愛くて親しみやすいものばかり。
日本ではなかなか無いタイプの美術館だな~と思いました!
展示が変わるごとに何度も楽しめるので、定期的に旅行に来る方にもおすすめです。
是非一度行ってみてくださいね~!
D MUSEUM(디뮤지엄)
- 地下鉄6号線 漢江鎮駅からバスで6分
- 営業時間 火~木日 10:00~18:00/金・土 10:00~20:00(月曜休み、受付は閉館30分前まで)
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